高原山
釈迦ヶ岳・鶏頂山
鶏頂山から釈迦ヶ岳を望む
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【行程】 8/14(土)雨のち晴れ [宿7:50=(車)=西登山口8:29/8:44−弁天沼9:40−コル10:00−釈迦ヶ岳10:37/10:52−コル11:22−鶏頂山11:45/12:00−弁天沼12:22−登山口13:05/13:34==長久温泉14:30/16:14==たまプラーザ20:30]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗
○本日は朝から雨です。時間の経過とともに雨足は強まるばかり、それでも最後の山へと出発します。日塩有料道路をグイグイ登って行くと、奥塩原温泉を過ぎエーデルワイススキー場に出ます。その先に鳥居のある西登山口があります。道路の向かい側の駐車場に車を停めて、カッパを着て出発です。もちろん駐車場に他の車は見えません。
○鳥居を潜って樹林帯を登って行くと、濡れた笹が被り足下も滑り易い。緩い登りをグングン進むと明るい草原に出ました。どうやら笹に覆われた昔のスキーコースのようです。驚いた鹿が2匹逃げて行きました。しばしスキーコースを行き再び樹林帯を登ると大沼分岐です。
○しばらく進むと石碑や鳥居のある弁天沼です。ここで鶏頂山への路を分け釈迦ヶ岳へ直進します。笹が被る滑り易い路を登るとコルに出ます。正面には鶏頂山の端正な姿が望まれ一息つきます。ここでようやく雨が上りました。
○縦走路は本格的な登りとなり、御岳山を越えると大きく下ってから最後の登りです。小さな梯子も掛かっていますが、これはご愛嬌です。大間々台からの道を合わせると草原の山頂です。単独行が休んでいたのに驚かされました(大間々台から来たようです)何時の間にか日が差すようになり、正面の鶏頂山が見事な三角錐を見せていますが・・・登りは厳しそう。
○コルまで戻り稜線伝いに鶏頂山を目指します。気温が上りカッパの中で蒸れた身体は、最後の登りで苦しみます。山頂には立派な社殿があり、釈迦ヶ岳の展望も素晴しい。鐘を一発「カ〜ン」と鳴らしておきましょう。昼食を取ったら足下に気をつけながら一気に下ります。宗教色の強い山でしたが、弁天沼から上は自然が残り、なかなか見ごたえのある山でした。
○登り始めは雨でしたが、山頂は晴れという幸運。日塩道路を下り始めたらまたガスが掛かってきました。日光で温泉に入り長かった遠征を締めくくります。今回は荒沢岳の単独行で消耗が激しく、残りの山はいまひとつ全力投球できなかった恨みがあります。でも会津の奥深い山々に接することが出来て大満足でした。
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