大滝根山
桧山から大滝根山を望む
【行程】 6/6(日)快晴 [尖盛=>大滝根山基地ゲート9:05=(バス)=基地9:18/10:35==大滝根山10:42/11:15==基地11:22/11:50==12:01/12:05=>桧山へ]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗
○大滝根山は300名山ですが、山頂には航空自衛隊のレーダードームがあり一般人は立入禁止です。登山者はようやく登った山頂で、三角点をフェンス越に眺めるという情けない状況です(1カ月前に申し込めば入れてもらえるらしい)ところが基地の一般開放が6月に開催され、山頂へも登ることができるという情報を入手しました。
○基地ゲート前から専用道路を貸切バスで基地まで入ります。道路を上って行くと後方に先ほど登った尖盛が均整の取れた姿を見せてくれます。基地では車両や武器の展示、小銃の模擬射撃訓練、ヘリ・飛行機による救難訓練などがあり、興味深く眺めるうちに時間が過ぎて行きます。
○山頂行きのバスは2台で定員100名です。ヘリの演習に見とれて遅れを取った隊長は危く乗り遅れるところでした。そんなことになったらいったい何のために来たのやら(胸をなでおろします)ダートの道を数分で山頂でした。レーダードームを結ぶ建物内を横切り階段を上がると三角点です。いたるところに自衛隊員が監視しているのが少々うっとうしいのですが、ついに憧れの山頂に立ったのでした。
○埼玉県から来たと騒ぐおばさんを白い目で睨みながら、三角点にタッチする隊長の心境は複雑です。果たしてこれが300名山登頂と言えるのでしょうか?HPにアップして恥ずかしくないのでしょうか?数々の疑問はあるものの喜びの前には雲散霧消してしまいます(どうでもいいけど手前勝手な心です)
○阿武隈山地の主峰からは周囲の山々を睥睨できますが、如何せん馴染みの無いピークばかりでした。見下ろせば建設中の風力発電の風車が稜線に並ぶ様は荘観でした。あまりにお手軽なピークハントではありましたが、自衛隊基地の見学というオマケがついてそれなりに満足いたしました。
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