尖盛

大滝根山分屯基地ゲート前から尖盛を仰ぐ


【行程】 6/6(日)快晴 [たまプラーザ3:58=(車)=大滝根山基地ゲート7:53/8:00−尖盛8:29/8:32−ゲート8:49/9:05=>大滝根山へ]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗



桧山から尖盛を望む ○今日は航空自衛隊大滝根山分屯基地の一般開放の日です。この機会に大滝根山に登りましょう。ところが鴉天狗が車を変えたので、新しいカーナビに慣れず時間が読めません。高速では120Kmで飛ばしたのにもかかわらず時間短縮できませんでしたが、下道に入ると一気に短縮されゲート前には1時間以上も早く着いてしまいました。それでも既に数台の車が待っていたので基地開放の人気の高さが偲ばれます。

○それでは腹ごなしに向かいの尖盛に登ることにいたしましょう。1000mに満たない藪山ですが、均整の取れた山容と「とげのもり」という不思議な名前が印象的な山です。こんなマイナーな山ですが物好きが登っているのでしょうか。ネットで登山情報を検索すると1件だけヒットしました。何と、新潟の健脚=岡本さんの報告でした(まっこと頼もしい限りです)

山頂付近の雑木には古いテープが・・・○県道を渡り第一駐車場への道から薄い踏跡を辿り雑木林へ踏み入ります。やがて背丈を越える笹薮となりますが、足下には踏跡がありますので外さないように慎重に進みます。すぐ左手には土塁が続きますので、それに沿って笹を掻き分けながら登って行きます。藪が煩く苦しい登りでしたが、短い距離ですから必死になって頑張ります。

○山頂まで藪が続きました。雑木に囲まれた山頂からは展望はありません。訪れる人も稀な頂にはひっそりと三角点が鎮座していました。木に結ばれた色あせたテープを目にした時には、先人と苦労を分かち合えた気持ちがいたします。『こんな山にも登る変人が居るんだぁ』自分たちのことは棚に上げて毒づく登山隊でした(情けなぁ〜)

○藪で視界が利かない下りは迷い易いので慎重に進まないといけません。ところがお気楽隊長は何も考えずに藪に突入してしまいました。案の定20mも進まないうちに踏跡を外してしまいました。歩き難いこと甚だしいので、方向を少々南東に取り強引に藪を分けると見慣れた土塁にぶつかり一安心です。駐車場入口で交通整理をしている若い自衛隊員を、突然後ろから現われた登山隊は驚かしてしまったようです(苦笑)



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