市房山

山麓から市房山を望む


5/1(土) 尾鈴山 
   2(日) 傾山  
   3(月) 国見岳 ・ 市房山 
   4(火) 高千穂峰 ・ 大箆柄岳 ・ 天保山
   5(水) 稲荷山 


【行程】 5/3(月)快晴 [国見岳=>市房林道終点11:40/11:48−市房神社12:03−6合目12:39−市房山13:45/13:57−6合目14:35−P15:12/15:22==湯山温泉15:36/16:10==高千穂河原18:27(車中泊)]
【メンバー】 隊長



○市房山へはキャンプ場から林道を上り終点から市房神社へが近道です。ところがキャンプ場の駐車場には車が溢れ、林道を登ると駐車車両の列が延々と続きます。それでも下ってくる車もありますから一縷の期待を抱きながら終点の駐車場まで突入いたします。幸いなことに丁度下山してきた登山者が着替え中でした。駐車スペースを譲ってもらい何とか12時前にスタートです。

○信仰の山で立派な参道もあることから気軽に来てしまいましたが・・・あらためて地形図を見ると標高差が950mもあるじゃありませんか!等高線の密度も半端ではありません、コースタイムの割には厳しい登りです。大きな杉の木に囲まれた石段を踏んで4合目の市房神社です。ここは802年に建立とか、歴史を感じさせます。

手前のピークから山頂を望む・・・あと一息です!○ここからは巨木が林立する中の急登が続きます。すぐに汗が噴出しますが構わず脚を運べば、休んでいる登山者を何人も追い抜いて行きます。5合目から7合目辺りが苦しくて辛い区間でした。森林限界を越えると直射日光が容赦なく照らし暑さが増します。でも8合目の半ばからは谷からの風が心地良く生き返りました。

山頂標識の周囲は人が一杯○思いのほか厳しかった登りに、本日2山目の隊長の脚は悲鳴を上げています。山頂へは各方面からの登山道が続き、沢山の登山者が休んでいました。中高年だけでなく家族連れや若い人の多いのも特徴です。山頂からの展望は良いのですが午後になり霞がかかり遠望は利きません。上空の飛行機雲に感動する地元の若者たちを珍しそうに眺めながら山頂をあとにします。

○下りでは登りの途中で抜いてきた登山者たちと擦れ違います。もうお仕舞いかと思ったら一番最後に上って来た元気な人は?・・・何処かで見た顔だと思ったら、何と今朝に国見岳で擦れ違った単独行じゃありませんか。この人は昨日に傾山に登ったそうで、世の中は狭いものだと実感いたしました。お互いにエールを交換し別れます。

○6合目で休憩していたパーティに下山後の温泉を聞いたところ、湯山温泉に300円で日帰り入浴ができるところを紹介されます。下山後はホテルへ一直線、源泉掛け流しを独り占めし『ツルツル温泉で天国じゃ〜』1日2山の疲れも吹き飛び満足感に浸ります。でも湯上りのビールはお預けで高千穂河原まで車を転がします。



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