尾鈴山
甘茶谷から尾鈴山を望む
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【行程】 5/1(土)晴れ [たまプラーザ5:01=(東急バス)=羽田5:55/6:45=(SNA051)=宮崎8:33/9:00=(レンタカー)=甘茶谷入口P10:36/10:50−甘茶谷登山口11:25−5合目12:00−尾鈴山12:38/12:48−登山口13:30−P14:05/14:18==九折18:36(車中泊)]
【メンバー】 隊長
○今年のGWは昨年に引き続いて九州遠征です。今回は南九州の200・300名山の残り6座を予定していますが、休みは5日間しかありませんので場合によっては強行軍を強いられそうです。まずは宮崎に舞い降りレンタカーで周遊することにいたします。初体験のスカイネット・アジア航空で宮崎入りし、これも初めてのバジェットレンタカーを借り受けます。
○宮崎県では口蹄疫の家畜が見つかって、街道の脇には白い防護服を着けた検疫官がトラックの消毒をしています。路面に は消毒薬が撒かれて一面真っ白で、それを見た隊長の緊張感は高まります。果たしてこんな緊急事態の場所に遊びに来て良かったのでしょうか?県知事は観光には支障が無いので取りやめないようにとのメッセージでしたが・・・
○宮崎空港から高速を使い急ぎましたが、尾鈴山の山麓に着いたら10時半を回っていました。幸い甘茶谷入口の駐車場に1台分の空きがあり、準備体操もそこそこに出発いたします。ところが100mも進んだところで林道を下ってくる軽自動車と擦れ違いました。『もしかして上の方まで車で入れるのでは?』車に戻ろうかと後ろ髪を引かれる思いでしたが先を急ぎます。
○やはり2Kmの林道の半分は舗装されており、その先も登山ポストの200m手前までは荒れていませんので普通車でも入れました。この間約30分間は勿体無いことをしました。コースタイムも短いし、迷うような山では無いので舐めていました。完全に調査の準備不足でした・・・こうなったら登りで取り返すしか方法はありません(オイオイ)
○登山ポストで林道を外れ、橋を渡って古い荒れた林道を少し進むと甘茶谷登山口です。ここから急な階段の登りが始まります。気合を入れて登り始めますが、すぐに息が上がってしまいます。ぼちぼち登山者が降りてきますが、この時間から登るのはちょっと恥ずかしい。
○気温は20度Cを越えている初夏の陽気ですが、樹林帯なので陽が当たらないのと湿度が低く爽やかでペースが上がります。合目表示を6〜7分でコンスタントに通過し、何とか9合目まで来ました。その上の岩場にある展望台からは眼下に明るい日向灘が広がり、雄大な眺めに疲れも一気に吹き飛びます。
○そこから山頂はすぐでした。数名のパーティが出発するところで、あとは女性の2人連れだけの静かな頂でした。樹林に囲まれているので展望はありません。ゆっくり休んでいる時間はありませんので、とっとと腰を上げます。周遊コースに未練はありますが、来た路を一気に下ります。
○頑張った甲斐あって2時に駐車場に戻れました。これから傾山山麓の九折まで大分県側から回りこんで行かなければなりません。次第に細くなる道に不安を抱きながら薄暗い林道を詰めると九折でした。何とか明るいうちに駐車場に着くことが出来ました。幸い一番奥に1台分のスペースを見つけ滑りこみます。暗くなってからも車が到着し下の広場に停まります。ここは前夜から泊り込む人気のスポットでした。
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