城山

ぐすくやま

伊江港へ入るフェリーから城山を仰ぐ


1/20(水) 東京=ちゅら海水族館=恩納村かりゆしリゾートH 
   21(木) H=伊江島城山本部富士=今帰仁城跡=八重岳=H
   22(金) H=比地大滝=辺戸岬=キャンプシュワブ=
名護岳=H 
   23(土) H=やちむんの里=伊計島=斎場御嶽=知念城跡=那覇H 
   24(日) 那覇H=ホエールウオッチング=
希望ヶ丘=東京


【行程】 1/21(木)快晴 [恩納村H7:45=(車)=本部港8:30/9:00=(フェリー)=伊江港9:31−南登山口10:00−城山10:13/10:35−伊江港11:29/13:00=(フェリー)=本部港13:35=>本部富士へ]
【メンバー】 隊長、KKK




○伊江島は沖縄本島の中部に張り出した本部半島の西方9Kmに浮かんでいます。ちゅら海水族館からは目の前に望め、ひときわ目を引くのが平坦な島に忽然とそそり立った「たっちゅー」と呼ばれる城山です。フェリーが伊江港に近づくと眼前に城山の異型が大きく立ちはだかり、隊長の登山意慾はいやが上にも掻き立てられます。

○この岩山は年代の古い岩盤が新しい岩盤の下に潜り込むときに、古い岩盤の一部が剥がれて新しい地層の上に乗る、オフスクレープ現象と呼ばれる地殻変動で出来たものです。このオフスクレープ現象が見られる世界でも唯一の場所が伊江島の城山だそうです。

広場から立ち上がる城山○港からは緩い傾斜の路を半時間も上ると南登山口です。真直ぐな石段を上り、城の外壁のような門を潜ると、正面に城山が現われます。土産物屋がある広場の向こうには緑の裾野の上に赤土色の壁が立ち上がり、一体全体どうやって登るのやら?

○登山道は、始めは緩いコンクリートの路ですが、やがて手摺の付いた急な階段となります。周りの木々が無くなり展望が良くなると山頂まではもう少しです。今日は気温が24度と4月なみに高く、少し歩いただけで汗が噴出します。でも相棒に合わせたペースなので息が上ることも無く、少々物足りない感じで山頂に到着です。

ピューリッツア賞を受賞したアーニーパイルの墓○ところがそうは問屋が卸しません。下山者と足元に気を取られて頭上が疎かになり、道にはみ出した岩に頭をぶつけてしまいました『イッツー!!』しゃがみ込む隊長の目からは星が飛び出します。キャップを被っていたから何とか助かりましたが、そうでなかったら重大事故だったかも・・・気を付けないといけません。

○標高は僅か172mですが、独立峰ですから山頂からの眺望は360度で遮るものはありません。眼下には綺麗に耕された畑が広がり耕運機がゆっくりと横切ります。下の方からは牛の鳴き声とともに糞尿の臭いが上がってきて、まことに長閑な世界です。島の西部には滑走路が2本横切っています。奥の方が普天間基地の移転先候補でしょうか?島ですから周囲は海に囲まれていますが、コバルトブルーの色彩は南国を実感させてくれます。

○山頂の陽射しはキツイのですが、涼風が通り極めて居心地の良い場所でした。でも単独行の女性が登ってきたので入れ替わりに下ります。帰りには沖縄戦で戦死した従軍記者アーニー・パイルの墓に立ち寄ります。それでもフェリーまでの時間は有り余りますので、港の食堂で島ソバとゼンザイを食します(何とこちらのゼンザイは冷たくて氷がかかり白玉入りでした)御蔭さまで伊江島ではのんびりとした島時間を過ごし、心の洗濯をすることが出来ました。



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