医王山

奥医王山(おくいおうぜん)・白兀山(しらはげやま)

福光IC付近から医王山を望む


8/19(土) 医王山 
   21(月) 大笠山・笈ガ岳[敗退]
   22(火) 人形山・三方岩岳


【行程】 9/19(土)曇り [たまプラーザ3:35=(車)=東名川崎IC3:50=福光IC15:38=夕霧峠16:11/16:14−奥医王山16:31/16:34−夕霧峠16:51/16:52=白兀山登山口16:58−白兀山17:10/17:15−登山口17:26/17:30==道の駅上平18:32]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗



○今年のSWは5連休となり、休日がカレンダー通りの悲しいサラリーマンには朗報です。何とか4日間を確保して遠征に出かけます。今回の主な目標は夏道が無いといわれている「笈ヶ岳」です。海の日に鴉天狗が単独で挑むというのを『秋に一緒に行くから』と押し留めた経緯があります。幸い台風は東に逸れ天気の心配はありません。

○昔の登山隊でしたら夜中に出発したのですが・・・寄る年波には勝てず、仮眠をしてからの早朝出発となりました。しかしこれが裏目に出ます。東名高速は御殿場の前から断続的な渋滞で、何時まで経っても名古屋に着きません。東海北陸道でも事故渋滞に巻きこまれて、予定は大幅に変更です。今日中に大笠山の避難小屋まで上るのは諦めて、短時間で登れる医王山を目指すことにいたしましょう。結局、福光ICまで12時間もかかってしまいました。

○ナビ任せの道は北側の百万石道路から上りますが、非常に細く傾斜のキツイ厳しい林道です。対向車の来ないことを祈りつつ高度を上げて行きます。三千坊展望台で引き止めるオジサンに別れを告げ、先を急ぐ登山隊です。やがて展望台のある夕霧峠に着きました。

奥医王山の山頂○まずは最高峰の奥医王山へ向いましょう。鳥居のところから遊歩道の階段を上ります。夕闇が迫る時間ですから、空身でスピード登山に徹します。もちろん足回りは準備時間も惜しいのでスニーカーのままです。急登のあとに鞍部に鏡池があり、登り返すと展望台のある山頂です。生憎のガスで眺望は得られませんが、真中に一等三角点が鎮座しています。

○最高峰だけでは満足できない鴉天狗の次の目標は白兀山(しらはげやま)です。この山のことを昔から医王山山頂と云っていたようです。夕張峠から林道を少し下ると直登の登山口となります。駐車場がありませんから路肩に停めます。いきなり急な山道で登山靴を履いていないことを反省させられます。それでも何とか縦走路に出れば、もう山頂は近い。

ガスが流れる白兀山の山頂にて○こちらにも展望台がありますが、相変わらずのガスでは上る気にはなりません。携帯GPSに地点を登録してから下山いたします。滑り易い急傾斜を慎重に下ります。帰りは林道を広谷方面に出ましょう。こちらの方がオートキャンプ場もあり道幅も広く安心して通れます。途中から林道医王線を通り国道の医王トンネル近くに出ます。

○五箇山ICを降りたら暗くなっていました。今晩は道の駅上平で泊ることにいたしましょう。ここは8時まで飲食店が開いているので、車で泊るには快適なサイトです。五箇山名物のザル豆腐や飛騨牛コロッケに舌鼓を打ち、明日に備えて英気を養います。





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