多良岳・経ヶ岳

経ヶ岳から多良岳を望む


5/2(土) 背振山・雲仙普賢岳 ・ 3(日) 多良岳、経ヶ岳・英彦山 ・ 4(月) 大崩山 
   5(火) 鶴見岳、由布岳  ・   6(水) 湧蓋山・紅葉山・愛宕山


【行程】 5/3(日)曇り [中山キャンプ場6:35−多良岳7:41/7:49−中山越8:46−経ヶ岳9:22/9:38−中山越9:55−中山キャンプ場10:18/10:34=>英彦山へ]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗



○朝起きると隣りに白いバンが停まっていました。鴉天狗が夜中に到着したようです。でも何でガテン系のPRO−BOX?どうやら残っていたのがこれだけらしい『でもフラットな後部は寝やすそう』・・・残りものに福ですね。羨望の眼差しを送る隊長の腰は、無理な角度での睡眠で固まっていました(情けなぁ〜)

多良岳から異形の経ヶ岳を望む○駐車場正面の杉林を登ります。上り詰めて行くと稜線に出ました。ここに役行者の石像があり急な石段が始まります。昔から修験道の山として栄えた名残でしょう。鎖場を過ぎて稜線に出て右に行くと山頂です。有明海の向こうには昨日登った雲仙岳が霞みの上に浮かびます。正面には木々の間から前岳が鋭角的な姿を見せ、北西方向にはこれから向かう経ヶ岳が怪異な山容を誇っています。

可憐なツクシシャクナゲの花○先ほどの石像まで戻り縦走路を取ります。道標は右の巻き道を指しますが、ここは稜線沿いに直進いたしましょう。西岳を経て笹ヶ岳の手前で巻き道と合流します。稜線にはツクシシャクナゲの淡いピンクの花が咲き我々を迎えてくれます。しばらく尾根の右手を進みますが乗越すと中山越まで下ります。話し好きな地元のオジサンが追いついてきてハイキング地図をくれました。やはり噂の経ヶ岳への直登ルートはあったのです。

○少し登り返したところに小さな標識とテープがありました。途中に岩を越える場面もありましたが(巻いても良かった)心配していたような怪しいルートではなく安全に登山のできる良い道でした。急登で汗を掻くと平谷越からの道を併せ待望の山頂です。山頂からの展望は素晴らしく五家原岳を正面に、振り返れば多良岳からの稜線が辿れ、遠くの山並みも望まれます。

○下りは中山越からキャンプ場に戻ります。中山越からは少し歩いただけで林道に出ました。あとはひたすら砂利道を下ります。キャンプ場手前で振り返れば経ヶ岳の異形の姿に改めて目を奪われます。変化に富んだ山を愉しむことができ充実した山行でしたが、時間も早いのでもうひと山頑張ってみましょうか?



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