神室山
窓から稜線に出ると神室山が正面に聳え立つ
|
【行程】 8/13(水)快晴 [秋の宮温泉5:00=(車)=パノラマコース登山口5:25/5:46−第2渡渉点6:27−不動明王7:12−御田ノ神8:13−神室山8:48/8:58−前神室山9:53−第一ピーク10:44−登山口11:32==松山温泉「観音湯」13:40/14:30==Hα−1鶴岡15:10(泊り)]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗
○秋の宮温泉で疲労回復に努めた登山隊は、東北小アルプスと言われている神室山に挑戦です。登りは沢沿いの西ノ又川コースからとし、下りはパノラマコースへの周遊とします。車をパノラマコース登山口に置いて出発です、駐車場には他に車はありません(林道終点に2台停まっていましたが釣人だったようです)
○山道に入るとすぐに第一渡渉点の吊橋です。ガイドブックにあるようなクラッシックな木製ではなく立派な鉄製でした。第二吊橋を渡ると道は左岸の高巻きとなり、しばらく沢筋から離れます。第三渡渉点で沢を飛び石伝いに渡ると、少しの登りで不動明王です。明るい広場の隅には冷たい水の流れがあり、休憩には最適の場所でした。
○沢筋から400mの急登は胸突八丁坂と呼ばれています。一直線に登って行く登山道は半端ではありません。隊長は過去にこれほどの登りに記憶がありません(もっとも最近は記憶が途切れがちですが・・・情けなぁ)とにかく暑い!汗ダラダラで登り切ると、やがて明るい草原の中に御田ノ神です。
○ここから草が茂る暑い道を登って窓を抜けると、目の前に神室山が美しい姿を現しました。快適な稜線を上ったところが神室山への分岐です。小さな木陰で休んでから最後のアプローチです、鞍部まで下り登り返すとあっけなく山頂でした。誰も居ない360度の展望は余すところ無く登山隊のものです。鳥海山が意外な近さで眺められ、周囲の山々の深さにただただ感動の隊長でした。
○前神室山への稜線上でパノラマコースから上ってきた3人組とすれ違います。今日はこの山域には他に登山者は入っていないようです。暑い中での前神室山の登り返しは堪えました、山頂では水を貪り飲みます。パノラマコースは名前の如く展望に優れますが、太陽を遮るものが無く炎天下では通りたくない場所でした。下りなのに大きく消耗しザンゲ坂を下るころには息も絶え絶えでただただ高度を下げて行きます。
○ヨレヨレになって駐車場に着いたらアブの大群に襲われ着替えもできず離脱いたします。ようやく郊外の川沿いの道で着替えることができました。鶴岡郊外の最上川沿いの松山温泉に立ち寄り汗を流します。観音湯は高級旅館ですが450円で日帰り入浴可能です。高台にある風呂場からは眼下に最上川が眺められます。下の階には露天風呂があり展望はありませんが風が通り気持ちよい。さっぱりしたところで鶴岡のビジネスホテルに入ります。
2008年の記録へ