比叡山
ロテル・ド・比叡から比叡山を望む
【行程】 5/18(日)晴れ [京阪七条8:45=(京阪電車)=出町柳8:55/9:07=(叡山電車)=八瀬比叡山口9:21/9:45=(ケーブル・ロープウエイ)=比叡山頂10:01−東搭10:22−大比叡10:37/10:42−比叡山頂バス停10:48/11:15=(京都バス)=京都12:26/12:53=(のぞみ18)=新横浜14:54/15:00=(市営地下鉄・東急)=たまプラーザ15:22]
【メンバー】 隊長
○昨晩は4次会まで京都の夜を飲み歩き二日酔いの隊長でしたが、あまりの好天に重い頭を抱えながら出撃いたします。出町柳で玩具のような叡電に乗り換え終点の八瀬比叡山口で降ります。ここから日本一急なケーブルカーと小さなロープウエイで、叡山山頂までの700mを一気に上ってしまいます。
○何という安易な登山でしょう、山頂駅からの標高差はあと35mでした。ところがそうは問屋が卸しません。地図を忘れるという大チョンボが発覚しました。駅にあった延暦寺のパンフレットが頼りとは情けない。しかし肝心な山頂駅付近が描かれていません、一体全体どちらへ向かえば良いのでしょうか?
○延暦寺への指導標があったので半信半疑で従いますが、山腹を巻くようにして下り始めます(オイ、オイ)途中で山頂方向を仰ぎ見ますが、どんどん遠くなって行きます。こうなったら東塔まで行ってから登り直しましょう。頭の片隅に僅かに残るガイドッブクの記憶を頼りに決断いたします。
○東塔への道に料金所がありました。目付きの悪い僧兵のような坊主に「参拝ですか?」と問われます。とっさに「いえ山に登るんです」「どこの山?」「大比叡」関西の山に有り勝ちな入山料を取られるのかとビクビクしましたが、意外にも親切に道を教えてくれました(う〜ん、人は見かけによらねぇな)
○東塔の脇から山道に入り立派な杉木立のなか高度を上げて行きます。余分な時間をかけてしまいましたからバスの時間が気になります。そうなると知らず知らずに激登モードとなり、ハァハァいいながら全身から一気に汗が噴出します。稜線に出ると緩い登りとなり、やがて電波中継所が2ヶ所も出てきて興醒めです。
○山頂は杉に囲まれた小高い丘の上でした。立派な一等三角点が真中に鎮座しています。展望はありませんが上を見上げると青い空が望めました。流石に300名山です、こんなところにも中高年登山者グループが居るじゃありませんか。シャッターを押してあげる優しい隊長でした。
○下りはすぐ先が駐車場になっていて奥にはバスの停留所があります。こちらから登っていたら、弁当持って『トンだマヌケ』で終わっていたことでしょう。道を間違えたことで幽玄な杉林のなかを山登りできたことは幸いでした(相変わらず負けず嫌いの隊長です)
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