愛宕山

雙ヶ岡(一の丘)から愛宕山を望む


【行程】 5/17(土)晴れ [たまプラーザ5:16=(東急・横浜市営地下鉄)=新横浜5:38/6:00=(ひかり393)=京都8:01/8:10=(京都バス)=清滝9:05−七合目10:09−愛宕山(愛宕神社)10:40−三角点10:58/11:13−月輪寺11:42−登山口12:03−清滝12:30/12:32=(京都バス)=>雙ヶ岡へ]
【メンバー】 隊長



○京都での同窓会のついでに山に登ることにいたします。始発の新幹線で京都に着いたら、清滝まで1時間ほどバスに揺られます。愛宕山は京都で1番高い山ですが標高は僅か924mと低山です。ところが信仰の山だけあって結構奥深く、麓の清滝との標高差は840mもあり侮れません。

○今回は下山後の会合もあるので足回りはスニーカーと万全ではありません、道の良い表参道からアタックしましょう。良く整備された階段状の参道はお地蔵様や標識が豊富で、参拝者たちはもう少しと励まされます。ゆっくりと登っていると後方から荒い息づかいとともに登山者が追い抜いて行きます・・・女性、それも高齢。負けず嫌いの隊長の心に火が点りました。とても追いつけるスピードではありませんが、何とか離されないように喰らいついて行きます。

○20分も追走したでしょうか、突然スピードが落ちました『そうでしょうとも、あんなスピードと息づかいでは続くわけはありません・・・素人さんは恐いね』隊長は更に一段加速し余裕で追い抜き差を広げます。遊んでいるうちに何時しか水尾分岐を過ぎ、山門を潜ると愛宕神社の境内となります。

長い石段を上がると山頂の愛宕神社○最後は長い石段を上ると山頂の愛宕神社です。ボォ〜ボォ〜と法螺貝の音が本堂の奥から鳴り響き山岳宗教の雰囲気満天です。お参りを済ませたのでもう下っても良いのですが、早足で歩いたお蔭で時間があまりました。北側に離れた三角点に立ち寄ることにいたします。

○裏参道への分岐を過ぎ山の中腹を巻いて行きます。400mほどで首無地蔵への道を右に分け暫く行くとテープに導かれて右の山道に入ります。指導標が無いので判りにくいのですが是非とも訪れたい所です。少しの登りで鉄塔の建つ山頂です。三角点は後ろの小高い丘にありました。東側に展望が開けベンチで昼食といたします。

三角点は背後の丘にある○ここで地元の大ベテランの方と山談義が弾みます。今でも槍ヶ岳や北岳に登られる由、とても80歳には見えない若々しさに圧倒されました。隊長も出来ることならこの方のような元気で充実した晩年を過ごしたいものです。

○まったりと話し込んだのでバスの時間が気になります。道標に裏参道は90分とありますが70分しか時間がありません(ガイドブックでは110分)表参道に比べるとスニーカーでは歩きにくい道でしたが、山道を思いっ切り飛ばします。月輪寺で冷たい水を飲み一息入れたら、再び鞭を入れます。

○林道に出たらあと30分ですから一安心です。ところが最後の道のりが意外に遠く、清滝バス停には発車寸前に滑り込みました。本日は登りも下りも汗びっしょりになって駆け抜けてしまったので、山をゆっくり楽しむどころでは無く反省しきりです。でも時間が出来ましたから帰りがけに低山をひとつ訪れることにいたします。



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