伯母子岳

護摩壇山中腹の林道から伯母子岳を望む(2008.05.04)


【行程】 5/5(月)雨 [小又川温泉7:26=(車)=奥千丈林道P8:12/8:15−口千丈山8:45−牛首山9:04−大股分岐9:31−伯母子岳9:48/9:53−口千丈山10:48−奥千丈林道P11:13/11:25==野迫川温泉12:15/13:05==たまプラーザ6日1:15]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗



○朝起きると路面が濡れています。天気予報では9時から時々雨ですから覚悟して出掛けましょう。山の上では雨でしょうからTシャツの上にカッパを着て臨戦態勢で出発です。奥千丈林道に入るとガスが出てきて、南からの雨がフロントガラスを打ちます。登山口には既に2台の車があり準備中にも1台到着です。遥々埼玉県からの遠征で1BOXから7人も出て来たのには驚かされました。

○これから天気は下り坂ですから準備の良い登山隊は即出発です。道は幅の広い遊歩道で昔の林道でしょうか、歩き易い稜線上の散歩路を飛ばします。幸い雨は小降りですが雷注意報が出ていることが気に掛かります。牛首の峰を巻き1Kmほどで大股分岐です。ここで遊歩道と分かれて山道を山頂まで一気に登ります。

山頂直下から山頂を仰ぐガスの山頂にて(関西らしい満艦飾の山頂標識)○木々の間から望まれる山頂はなかなか近づきませんが、最後の急登をこなすと草原状の山頂です。本当は360度の大展望が得られるはずですが、生憎の天気で登ってきた尾根筋が牛首ノ峰まで望まれる程度です。南から雨粒が襲って来ますから北側の山頂標識で写真を撮りましょう。

○大股方向から単独行が上がってきました。この天候のなかで良くやるよと、お互いに苦笑を交えてエールの交換です。さて雷の恐怖もあり長居は無用です。山道の下りで埼玉県の7人とすれ違いました。女性を含むあの人数で登山隊に肉薄するスピードとは恐れ入りました。きっと名のある山岳会なのでしょう。

○口千丈山で尾根が曲ると南風がまともに吹きつけてきました。ゴォーゴォーと木々を揺らす勢いは嵐のようです。登山口に着いたら即離脱いたします。伯母子岳の麓にある野迫川温泉に立ち寄り山の汗を流してから帰ります。山に持って行った弁当は食べる暇が無かったので温泉から上り食します(ぎっしり詰まっていて重かった)

○今回の関西遠征は最後に天気が崩れましたが、なんとか初期の成果を挙げることができました。高い交通費を払って来たので4座の完登は嬉しいかぎりです。相棒の鴉天狗は29日からの8日間で10座をゲットし満足したようです。でも今度はじっくりと大峰の奥駈道を歩いて見たいとの想いが強くなりました。



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