箱根

金時山・駒ケ岳・神山

仙石原から金時山を望む


【行程】 12/8(土)晴れのち曇り [東名江田7:06=(小田急高速バス)=金時神社入口8:40/8:45−金時山10:05/10:20−乙女峠11:05−乙女口11:38/12:21=(バス)=箱根園12:52/13:12=(ロープウエイ)=駒ケ岳頂上13:21−駒ケ岳13:27−神山14:20/14:40−大涌谷15:32=(ロープウエイ)=桃源台15:50/16:03=(高速バス)=東名江田18:06]
【メンバー】 隊長、KKK



(金時山)
金時山の山頂にて ○師走に入り何かと気ぜわしい日々ですが、日ごろの運動不足を解消しようと山に出かけます。今日の相棒Kは日ごろ山とはご縁がありませんから無理は禁物です。初心者向きの山ということで箱根の金時山に照準を合わせます。でも高い交通費を払うのですからついでに神山も登ってしまいましょう(いつもの調子です)

○東名江田から高速バスで登山口の金時神社入口までは乗り換えなしのラクチン道中です。2階建てのデラックスバスは快適そのものでした。ただ惜しむらくは登山口に12分の延着とはどういうこっちゃ。下山してから移動するバスの時間に余裕がございません・・・とっとと歩き始めます。

○駐車場にあるトイレで用を足してから出発ですが「おぇ〜」相棒は久しぶりの強烈な臭いに戻しそうになった由・・・3Kハイカーへの道は平坦ではありません。始めのうちは樹林帯の緩い登りなので、できるだけ汗を掻かないペースで行きましょう。次第に急登となり額にうっすら汗が光るころ稜線に出ます。周囲の展望も広がり前方にはこんもりした山頂も望まれます。

○あと10分ぐらいの所で相棒が突然しゃがみこみます。一体全体どうしたのでしょう?ここまで快調に登ってきたのに、ペースが速すぎたのでしょうか。どうも貧血状態で目の前が真っ暗になったようです。隊長もお先真っ暗です、暫し休憩して回復を待ちましょう。

山頂から神山を望む○相棒にトップを譲り後ろに付いて行きますが、先ほどの弱々しさは露ほどありません。しっかりした足取りなので一安心ですが、ちょっとペースが速すぎる。あっという間に山頂です。茶店が2件も建つ山頂からは雄大な富士山が正面に望まれます(残念ながら雲の中)外輪山の連なりや逆光に霞む中央火口丘の神山と麓に輝く芦ノ湖が印象的です。

○富士山と金時娘には会えませんでしたが、混雑する山頂を早々に発ち乙女峠まで外輪山を縦走します。歩きやすい道を進むと茶屋のある乙女峠です、ゴロゴロした岩の道を下ると車の音が近づきます。バス停についたら強羅行きのバスはとっくに出発してしまいましたので、箱根園行きを待つことにいたしましょう。

(駒ケ岳・神山)
ロープウエイで駒ケ岳へ○箱根園からはロープウエイで駒ケ岳に上がります。山頂駅に着いたら目の前が駒ヶ岳の頂上でした(情けなぁ)ここから箱根の最高峰である神山まで縦走です。グチャグチャに濡れた滑りやすい道を下ってから登り返します。今日はあまり酷使していませんが流石に2山目ともなると脚が上がりません。最後は根性で登り切ります。

○誰も居ない神山の山頂でお茶を沸かし大福にかぶりつきます。まだ3時なのに黒い雲が空を覆い日没のような暗さです。下りではすれ違う登山者の姿は無く、歩みの遅いパーティを追い抜いて行きます。硫化水素の臭いがきつくなると大涌谷が近づきます。立ち枯れた木々が痛々しい地域を抜けると観光客の喧騒に満ちた大涌谷に到着しました。

○もうこれ以上歩く元気は残っていませんから、ロープウエイで下りましょう(きっぱりと)桃源台からは高速バスで江田まで直通ですから、疲れた身体には嬉しい限りです。相棒も久しぶりの山旅に心が弾み満足したことでしょう。少し渋滞の東名でしたが夢うつつのなか往年の健脚を思いつつ家路につきます。



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