幕山

五郎神社から幕山を仰ぐ


【行程】 12/24(土)快晴 [たまプラーザ7:20=(東急)=中央林間7:43/7:53=(小田急)=藤沢8:16/8:50=(JR)=湯河原9:44/9:50=(タクシー)=幕山公園9:59/10:04−幕山11:04/11:43−南郷山12:18/12:32−鍛冶屋バス停13:19/13:25=(バス)=湯河原13:35/16:42=(JR)=横浜17:56/18:12=(地下鉄)=あざみ野18:41/18:45=(東急)=たまプラーザ18:47]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗、シェルパ1号、陰の大御所


○登山隊恒例の忘年山行が開催されました。久し振りの顔ぶれが揃いますので、日頃の不摂生を慮り軟弱ルートといたします。予定の電車に乗ったのは隊長だけで隊員の姿は影も形のありません『すわドタキャンか!!』・・・皆さん入れ込んで早い電車でした。例年ならば暖かい湯河原も列島を被う寒波で冷たい風が吹き抜けます。

○幕山公園まではタクシーで1300円ほどです。車を下りると正面に岩壁があり沢山の人が取り付いています。幕山への登山道は縦横に繋がる梅園の散策路を上がり岩壁の下を右手に回り込みます。梅の季節には大混雑する散策路も今日は登山隊の貸しきり状態でした。岩を離れると道は広くなりジグを切ながら高度を上げて行きます。

○落葉した木々の間からは眼下に海に突き出た真鶴半島が眺められ、初島の向こうには大島が薄く望まれます。ノンビリした歩調ですがいつの間にか高度を稼いで谷の向いの城山を見下ろすようになりました。傾斜が緩むと草原に囲まれた山頂広場に到着です。

山頂広場の怪しいテント○幸い風は強くないのでここで弁当を使いましょう、温かい飲み物が有り難い。先行者は2人だけでしたが、次々と登山者が登ってきます。各人各様の装備ですがテントを張るジジババもいたりして低山と侮れません(景色も見ないで中で何やってるんだろう?)

○帰りは南郷山に回ります。広い植林地の道を下ると白銀林道にでます、道路を渡り源頼朝が池の辺で自決しようとして止められたという自鑑水を見物して再び林道にでます(残念ながら干上がっていました)南郷山へは本日一番の急登でした、稜線に出てから右に行くと南郷山の山頂です。

○展望の良い山頂からは箱根の外輪山が青空の中に望まれ、先ほどの幕山がドーム型の山頂を見せてくれます。大島の右手には利島と新島が望まれ、三浦半島の奥には房総半島が霞みます。暖かい山頂でまったりと、地形図に無い三等三角点もあり興味が尽きません。

○ゴルフ場の脇を通ってミカン畑に囲まれた道を下ると五郎神社です。湯河原までバスで下り、駅前の蕎麦屋で忘年宴会に突入です。歩行時間より長い呑みが特色の恐怖の宴会は湘南電車の中まで続き、ワンカップをすするオジサン達は車内の顰蹙ものです。酩酊の果てに横浜まで乗り過ごした登山隊の面々は再会を約して解散いたしました。



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