剣山

花崗岩の岩峰に剣が刺さる山頂


【行程】 8/16(火)曇りのち晴れ [剣神社7:43−一の森8:45−剣山9:40/10:13−一の森10:54−剣神社11:41/11:50=(車)=鳳之舞温泉12:10/13:20==帯広空港14:15/16:25=(JAL1156)=羽田18:00/18:15=(バス)=たまプラーザ19:05]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗


○1839峰で燃え尽きた隊長でしたが、剣小屋で鋭気を養い予備日の消化は剣山にあてます。前日は清水温泉フロイデで汗を流し(残念ながら循環湯)名物の豚を食してから剣小屋に入ったのでした。夜半にトタン屋根を打つ雨音に不安を感じつつ、屋根のある生活に幸せを感じ夢うつつ。ところが目が覚めても雨は止みません、昼から晴れるとの予報を信じて出発です。

○一の森までは路傍に観音様が並び良く整備されていて歩き易い道です。そこからは少し下る笹原のトラバースは笹が被り足元が良く見えません、雨露がたっぷり付いているのでカッパはビショビショです。急坂を登ると蛙岩や不動岩、胎内潜りなど楽しめます、最後の急坂を登り切ると山頂の岩場です。

○アルミの梯子が架かっているのでストックを置いて行きましょう、梯子を4つ上ると待望の山頂です。北海道には珍しく花崗岩が露出した頂上は高度感抜群です、最高点には本物の剣が立ててあり信仰の対象となっているようです。山頂には先行したオバサンが一人休んでいました、地元の方で足慣らしに登ってきたそうです。上空は青空で日差は強いのですが残念ながら雲で展望はありません、あの辺りに日高の山々が見えるはずと教えてもらいました。

○なかなか天気は回復しそうにありません、狭い山頂ですから4人組みが登ってきたのを汐に下ります。それにしても地元の皆さんの速いこと、登りは2時間、下りは1時間半が標準のようです(登山隊も真っ青)平日で天気も良くないのに10人ぐらいとすれ違いました、いずれも地元の方々でかなり人気があるようです。

○下山後は地元の方に教えてもらった芽室の鳳之舞温泉に向います。見た目は派手なサウナ風で心配しましたが、中身は素晴らしい天然温泉でした。源泉は28度なので沸かしているのでしょうが水道水で割ったり循環させたりしていません、露天風呂も付いて360円とは極楽じゃぁ。



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