飯縄山
戸隠山P1尾根から飯縄山を望む
【行程】 7/16(土)晴れのち曇り [たまプラーザ3:31=(車)=練馬IC4:29==長野IC6:40==一ノ鳥居7:24/7:52−登山口8:08−駒繋ぎ場9:07−中社分岐9:53−飯縄山10:14/11:02−登山口12:24−一ノ鳥居12:38/12:44==鏡池12:58/13:05==神告温泉13:41/15:30==鏡池16:25(泊り)]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗
○前回の奥秩父で腰を痛めた隊長は暫く山から遠ざかっていましたが、ようやく癒えたので夏山シーズンへの復活を賭けて北信の山へ遠征いたします。まず初日は軽く足慣らしと飯縄山を目指します。一ノ鳥居の大駐車場に車を停め1Km舗装路を歩くと鳥居を潜り登山口です、何と20台ほど停められるスペースがありました(残念!)
○飯縄山は古くから信仰で栄えた山で表参道には1番(不動明王)から13番(虚空蔵菩薩)まで石仏が置かれているので楽しみながら登れます。またここの天狗様は天狗名鑑の大関にランクされる日本第三位の「飯縄三郎富士太郎」だそうで、我が隊の幕下鴉天狗とは大違いですが新旧天狗対決も楽しみです。
○樹林の中の湿った道を進むと1番の不動明王が現れます、小さな石仏ですが磨り減った角に信仰の深さが偲ばれます。11番(阿弥陀如来)の駒繋ぎ場からはジグを切った本格的な登りで、途中の水場を過ぎると天狗の硯石です。ここから真っ直ぐに登り森林限界を越えると、笹とお花の中を鶯の声に励まされて高度を稼いで行きます。
○中社への道を分けると飯縄大明神の鳥居がすぐ上に見えます。その先に飯縄神社のある前ピークがあり、ようやく山頂が望めますが時々ガスが流れています。残念ながら山頂からの展望はよろしくありません、高妻山が片鱗を見せ存在感を示しましたが、すぐにガスで隠れてしまいました。50分ほど粘りますが回復の兆しは無く腰を上げました(その間ずっと囀り続けるオバサン達には参りました)
○下山後は明日の登山口確認のため鏡池に向かいます、林道からは入口にしっかりした道標がありましたので一安心です。ゆっくりと温泉に入り戸隠蕎麦を食し、念のため上楠川で登山者カードを提出してから鏡池に戻ります。薄暮の湖面に映る戸隠山の厳しい姿に慄きながら宴は続くのでした。
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