札幌台・三角点

札幌台にて余裕の隊長


【行程】 1/12(月)快晴[札幌8:00=(車)=白旗営林事務所8:52/9:10−札幌台10:17/10:42−三角点11:15/11:55−営林事務所12:32/12:46=(車)=札幌13:45]
【メンバー】 隊長、Yさん、Kさん


○今日は新人を連れて冬山入門コースに向います。スノー宗の布教活動も信者の大切なミッションです、平成のザビエルと化した隊長はリクルートした中高年を教義の虜にすべく札幌台を目指すのでした(思えば昨年の今ごろ隊長も札幌台に連れてこられました)昨日までの大雪が数十センチも積るフィールドは、低山とは思えないような雪山の楽しさを教えてくれるでしょう。

三角点から札幌台を望む ○お誂え向きに天気はピーカンです。林道入口の鎖が雪に埋もれる積雪ですが昨日のトレースがありますので利用させてもらいます。スキーのクロカンコースを2度渉ってから沢地形を登り尾根に取り付きます。前回は急登と感じた斜面も昨日の毒矢峰に比べたら単なる坂にすぎません、それでも息の上がる同行者たちに暖かい眼差しを向ける隊長でした。

○尾根の登りの途中でトレースは消え深雪ラッセルの開始です、スノーシューでも膝まである雪を掻き分けて進みますが、脚が思うように上がりません(情けなぁ〜)先頭の交代の仕方など教えながら登ると程なく三角点への分岐です、そこから一息で陽の当たる山頂に着きました。木々の間から光輝く札幌の街並みが望まれ、南側には白旗山が逆光のなかに高く聳えています。

三角点山頂の雪景色○大休止してから三角点に向います、分岐からはトレースがなく股までの深雪を蹴散らして進む快感に暫し酔いしれます。大きく下ってから少し登り返すと三角点の山頂です、ここでお昼にいたしましょう。ヘロヘロ登山隊も燃料補給で生き返りました、腹が膨れたところで東に下ります。

○急斜面を降下して着いたところは自然観察路の林道のはずですが??スキーのクロカンコースに化けていました。狐につままれる登山隊は向って来るスキーヤーを避けながら出発地点に戻る破目になってしまいました(クロカン大会が開かれていたようです)

○天気に恵まれた雪山ハイクは無事に終了しました。果たして初心者の方々は面白さに嵌ることができるでしょうか?基礎体力の不足が若干懸念されますが「好きこそ物の上手なり」と諺にあるとおり、これから精進に励み来年は一緒に中級登山をしたいものです。


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