大山

大山山頂にて


【行程】 12/28(日)小雨[たまプラーザ7:59=(東急)=中央林間8:15/8:22=(小田急)=伊勢原9:12/9:25=(バス)=大山ケーブル駅9:40−追分10:00=(ケーブル)=下社10:06−富士見台11:07−大山11:42/12:20−下社13:12/13:20=(ケーブル)=追分13:26−あさだ屋13:39/16:15−大山ケーブル駅16:22=(バス)=伊勢原16:45/16:50=(小田急)=中央林間17:30/17:52=(東急)=たまプラーザ18:06]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗、陰の大御所


○いよいよ待ちに待った登山隊の忘年山行です。隊長の帰省に合わせてメンバーが参集するのはいつものことですが、シェルパの姿が無いのがちと寂しい(有馬記念の方が優先とは情けなぁ・・・)しかし登山とは名ばかりで往復ケーブル利用の大山参りとは、登山隊も寄る年波には勝てません、下山後の湯豆腐宴会が楽しみです〜

○中央林間で鴉天狗と一緒になり相模大野で乗り換えます、誇線橋を駆け上る人々に釣られて向かいのホームに降り立つと、急行が発車するところでした。間一髪で乗り込み一安心、ところが「次の停車駅は中央林間」とはどう言うこっちゃ!複雑な乗り換えに騙されて振り出しに戻るとは人生双六じゃあるまいし。12分遅れで伊勢原に着いたら陰の大御所とは一年半ぶりの再会です。

富士見台から秀麗な富士山を展望する ○下社でお参りしてから奥の院に向います、いきなりの急な階段に昨日の雪が凍りつき身が竦む思いでした。日陰はツルツルで帰りが思いやられますが慎重に足を運びます。樹林の中の登りを抜けて尾根に着くと正面に雪を被った富士山が現れます。流石は天下のフジヤマです、久し振りに仰ぐ秀麗な姿は感動ものでした。

ツルツル山道を行く○ヤビツ峠への道を50mぐらい進むと丹沢表尾根の展望に優れたポイントがありますから立ち寄りましょう、塔ヶ岳、丹沢山など白い雪に覆われた主稜線の山々は威風堂々の行進です。滑り易い凍結の道を詰めれば山頂です、奥の院で手を合わせてから軽い食事にします。風の無い暖かい山頂は居心地満点ですが湯豆腐が待っていますから重い腰を上げます。

○下りは思ったより雪が融け滑り易い場所は少しで済みました、一気に下社まで降りてしまいました。参道では明治5年創業の大津屋でキャラブキを買いつつ湯豆腐情報を仕入れます、お薦めのあさだ屋に決めたら後は一目散です。名物の豆腐料理を肴に地酒とくれば酒が進まないはずはありません、久し振りの登山隊の集合もやはり大宴会で幕となったのでした。

○呑み過ぎの故でしょうか、スボンジ脳となった鴉天狗は計算ができず顰蹙をかう始末、これから会計を任せるのが不安になる隊長でした。酒瓶の転がるテーブルをあとにしてバスに乗ればあっと言う間に睡魔が襲います、気がつけば伊勢原に着いていました。ともあれ久し振りに隊員の元気な顔を見られたのが何よりでした。



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