三角山

三角山〜大倉山〜奥三角山

三角山の寂しい山頂


【行程】 11/29(土)小雨[西28丁目9:20=(バス)=山の手4条11丁目9:30/9:35−(迷)−登山口9:53−三角山10:23/10:27−大倉山10:45−奥三角山11:10/11:24−盤渓峠ワイナリー11:53/12:06−大乗院お寺前12:14/12:16=(バス)=円山公園12:32]
【メンバー】 隊長


○天気が悪い休日が続き山から遠ざかっていましたので、午後から崩れるとの予想でしたが我慢できずに出撃です。家を出ると早くも霧雨が路面を濡らしているじゃありませんか『う〜ん低山なので行くか』気合を入れて参りましょう。バス停からは登山口を探してウロウロ、一本前の道に入り激しく道に迷います、地元の人に聞けば良かった〜

散策マップでお手軽登山 ○尾根を一本越えて向こう側に聳える三角錘を目指します、ようやく病院の前に登山口を発見!三角山散策マップをゲットして登山開始です。少し行くと早くも下山者と挨拶し、自然歩道を軽やかに登ります。案内板に導かれて山頂目指しますが行き交う人も居ない静かな山旅となりました。

○十の坂からは最後の急登です、前方に小さな子供とお父さんを認めます『もう少しだ頑張れ!』ボクを励ましながら追い抜くと山頂でした。生憎天気が悪く展望はよろしくありませんが、一等三角点の大きな標石が威風堂々と周囲を威圧しています。

○思えば札幌に来て初めての登山は円山と三角山でした、当時を偲んで縦走を開始しましょう。誰も通らない尾根道を大倉山に向います、振り返れば葉が落ちて寒々とした木々の間から三角山が秀麗な山容を見せてくれます。大倉山を越えると前方に奥三角山が望まれますが、雨が南から吹きつけて来ますから写真は諦めましょう。

奥三角山の怪しい山頂標識○小別沢から登ってくる2人連れとすれ違うと登山道から外れて奥三角山への直登となります。最後は息も弾みますが勝手知ったる山域ですから少し頑張ります、驚いたことに山頂には「よこして栄山」の新しい看板が建っていました。この勢いだと遠からず奥三角山の名前は地図から無くなりそうですね。

○下りは南に縦走を続けます、笹に覆われた尾根は決して歩き易くはありませんが完全装備の隊長の敵ではありません。瘤を二つほど越えると前回は東に下ったピークを南に急降下です、再び稜線を行き次の瘤から盤渓峠に下ります。八紘一宇の記念碑からは階段を使い道路にでました。

○今日は「ばんけい峠のワイナリー」のワイン販売日です、ちょっと寄って行きましょう。今年の新酒の出来は如何?キャンベルの赤はちょっと糖度不足でもう少し熟成が必要でしょうか。ナイヤガラの白はすっきりとした仕上がりで完成度は高いようです。こんな街から近い場所にワイナリーがある札幌という都市の不思議さに感心しつつ、ワインの試飲ですっかり上機嫌の隊長はバスに乗り込みました。



2003年の記録へ