砥石山・藻岩山

藻岩山から逆光の砥石山を望み感無量!


【行程】 10/26(日)曇り [円山公園8:55=(地下鉄)=琴似9:00/9:15=(バス)=福井えん提前9:32/9:41−登山道入口10:44−砥石山11:55/12:15−T4分岐12:54−小林峠13:37−T6分岐14:28−藻岩山15:08/15:18−T6分岐15:44−旭山公園前16:26/16:45=(バス)=円山公園16:54]
【メンバー】 隊長


○天気予報が雨なので安心して遅く起きると西の手稲山が朝日で輝いています『しまった!』素早く準備して出発です。今日は砥石沢コースから砥石山に登ってみましょう、バスを降りると自然歩道の入口まで10分ほどです。ここから対岸の砕石場を避けて左岸を進みます、道路を渡ると再び林道を歩き登山口まで半時間少々です。

○沢沿いの山道は紅葉の残りが見られますが、高度を上げるに従い落ち葉が多くなり谷が明るくなります。やがて水流が細くなると沢から離れジグを切って尾根まで急登の始りです・・・尾根に着いても急坂は続きます。われ山の山腹を巻きながら山頂を見上げますと、笹が結構あり藪は生半可ではありません、天気も急速に悪化の兆しですから無理は禁物です山頂は諦めましょう。

砥石山山頂にて ○ここまでくれば砥石山は近い、小さなアップダウンで山頂です。どんよりした空からは今にも雨が落ちてきそうです、次々に到着するのは反対側からの登山者ばかりでした。下りは小林峠へ向かいます、3月につぼ足で訪れた時とは山の雰囲気が全く違うのに驚かされます。夏道は急斜面でジグを切っていますが、冬には稜線を直登した記憶があります。こんな厳しくて長いコースの雪山を良くチャレンジしたものです(自分で驚いていたら世話ないって)

○落葉の絨毯がクッションとなって膝に優しい下りです、登山者も少なく静かな山旅が続きます。やがて車の音が近づくと小林峠です、道を渡るのも難しいほど交通量がありました。命懸けで盤渓まで車道を下るのは如何なものでしょうか、藻岩山の自然歩道を使い山越えで行きましょう。入口は峠の盤渓寄りに付け替えられていました、趣のある静かな道ですが何人かとすれ違います。

木々の間から藻岩山が見え隠れする○T6分岐からは折角ですから藻岩山に寄って行きましょう。ここからは稜線歩きです、馬の背で休んで息を整えてから一気に山頂を目指します。登山者の数は急増し挨拶も大変なほどです、ランナー系の人も現れ走りながら追い抜いて行きます。展望台から砥石山を望めば本日の苦労も報われます、逆光のなかに黒々と佇む巨大なシルエットに感無量の隊長でありました。

○帰りは通ったことはありませんが旭山公園コースを使ってみましょう。T6分岐まで戻り北を目指します、流石にこの時間になると登山者の姿はありません・・・一人だけ登ってくる田分けがおりました。最後の紅葉を愛でながら落ち葉を踏みしめます、旭山公園には家族連れが遊び、やがて家路へと向かう車がライトを点灯して下って行きます。

○もう辺りは暗くなってきました、北の大地では秋の陽は本当に釣瓶落としです。1時間に1本のバスですが20分待ちでなんとか乗ることができ一安心です。落ち葉を踏み分け静かな山旅を堪能した秋の一日でした、こんな山が近郊にあるなんて札幌は自然に囲まれ本当に嬉しい街です。



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