ニセコ連峰縦走

ニセコアンヌプリ・イワオヌプリ・ニトヌプリ・チセヌプリ

ニセコアンヌプリからニセコ連峰を望む


【行程】 10/5(日)晴れ時々曇り [札幌6:12=(JR)=小樽7:00/7:30=(バス)=アンヌプリスキー場9:35/9:42=(ゴンドラ)=山頂駅9:52/9:57−ニセコアンヌプリ10:34/10:44−五色温泉11:25−イワオヌプリ12:23/12:33−ニトヌプリ13:25/13:38−パノラマライン13:59−チセヌプリ14:45/14:55−湯本温泉分岐15:14−湯本温泉16:07/16:18=(バス)=ニセコ16:46/17:33=(バス)=小樽19:26/19:35=(バス)=札幌20:20]
【メンバー】 隊長


○起きたら外は雨『今日は中止か?』と思ったけれど午前中は天気が良いとの予報を信じて出発です。早朝のJRで小樽まで、ここからはバスでニセコを目指します・・・遠い。ようやく着いた倶知安では雪を冠った羊蹄山が神々しくアンヌプリも朝日を浴びて青空に輝きます(にんまり)

○今日はチセヌプリまで縦走ですからここは楽をしてゴンドラを利用し1000m台地まで一気に登ります(財布は一気に軽くなるー)笹の間に開かれた道は滑って歩き難く景色も良くありません、最短で山頂に着けるメリットしかないので人気も今ひとつでした。

五色温泉から錦秋のアンヌプリ ○ところが山頂に近づくに従い見る見る雲が広がり辺り一面真っ暗です、それでも山頂に着いた頃には雲は去り天気は回復に向かいました。あいにく羊蹄山は雲の中ですが西方にはニセコ連峰の山々が目国内岳の先まで続きます。時間も無いので先を急ぎましょう、五色温泉からは団体さんが何組も登ってきて200人ぐらいとすれ違いました。

イワオヌプリからアンヌプリを望む○紅葉真っ盛りの五色温泉は観光客でごった返していました、喧騒の展望台を抜けて沼巡りコースに入ります。イワオヌプリへはガレた稜線を登ると分岐となり左の道を通ります、硫黄の臭いに苦しめられながら火口を辿ると山頂です。アンヌプリが真正面に対峙する雄大な眺めに大満足、下りは時計周りに分岐まで一気に下ります。

○コイワオヌプリの麓は赤く色づいた葉が一段と映えます、ニトヌプリの登りから振り返ると秋の陽を浴びてキラキラと輝くような紅葉と白い岩肌のコントラストが美しさを倍加させます。大きくジグを切って高度を稼ぎ緩く登ると山頂です、アンヌプリからは長い道のりでしたがまだ前方のチセヌプリを越えなければなりません。

○縦走路を横切る舗装道路は無粋です、なるべく見ないように致しましょう、再び山道に入ると人影は絶え静かな山歩きとなりました。最後の登りで天候が急変しミゾレが降ってきました、山頂まであと少しなのでカッパを着ずに先を急ぎます(こういう時に限ってなかなか着かない)幸いすぐに止みましたが山頂からの展望はありません、シャクナゲ岳の美しいシルエットに自然の造形美を堪能しながら下ります。

チセヌプリを彩る大沼の湯煙○湯本温泉への道は7月に通ったので分岐までくればもう大丈夫、後はゆっくりと参ります。ここからは猫の目のようにクルクルと変わる天気にカッパを着たり脱いだり忙しいこっちゃ。時間が少々あるので大湯を見物して行きましょう、直径50mぐらいの沼から湯気が立ち上り錦秋のチセヌプリを彩る様は絶景でした。



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