手稲山

円山公園から手稲山


【行程】 6/15(日)快晴 [円山公園7:16=(地下鉄)=琴似7:22/7:39=(バス)=平和の滝入口7:59−登山口8:24−布敷の滝9:32−手稲山10:37/11:07−手稲山ロープウエイ11:55/12:05=(バス)=宮の沢12:44/12:51=(地下鉄)=円山公園13:01]
【メンバー】 隊長


○朝から札幌は快晴です、今日はいつも家から眺めている手稲山に行ってみましょう。始発バスを終点で降りると山に登るのは一人だけです(お客は2人)舗装道路を半時間ほど詰めると緑に囲まれた涼しげな駐車場に出ました、ここから登山道になりますが自然歩道なので緊張感ゼロのお気軽コースです。

布敷の滝 ○膝も調子悪いしゆっくりした足取りで参りましょう、先行者の背中がどんどん遠ざかります。沢を越えた所で休んでいると単独行に次々に追い抜かされ、ここで止せばいいのに激登モードにスイッチが入ってしまいました。すぐに布敷の滝の辺りで抜き返すと樹林帯の急登を一気にこなし展望の良いガレ場にでました、休んでいる団体をまとめて抜くと隊長の前には登山口で離された登山者が・・・

○苦しい所でしたが気力を振り絞り抜き去ります、傾斜が緩くなり笹の中の道となるとすれ違う下山者が増えてきます。電波塔の林立する辺りから砂利道に飛び出し、あとはちんたら山頂です。しかし興醒め電波塔群はなんとかならんかね、せめて各社別々でなく共同アンテナにすべきでしょう。

混雑する山頂○久し振りに登山者で混雑する山頂からは、春に登った山々が手に取るように眺められます。前衛は奥手稲山、迷沢山、烏帽子岳、百松沢山、後にはまだ雪の残る余市岳、無意根山、札幌岳、その後ろにも後方羊蹄山、恵庭岳など、シベリア森林火災の霞も消えてくっきりと札幌の山々が望まれました。

○平和の滝コースは変化に富んだ道でしたが往復する気にはなれません、下りは北尾根を通って行きましょう。ところが激登のせいでしょうか膝の具合が芳しくありません、足を庇いながらスキー場を下ります。縦横に踏み後が交錯しますが次々と人が登って来るので道に迷う恐れはありません、ロープウエイの山麓駅を目指します。

○足を引きずりながら山麓駅に着くとバスが待っているじゃありませんか、おまけに出発まで時間がありません。あっさり北尾根を諦めてバスに乗り込む軟弱者に変身です(ああ情けなぁ〜)ロープウエイが運行していないので観光客がついでに登る感じでは無く、人気の手稲山にしては登山者しか居ない静かな山でした。



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