西高山

スキー場から西高山を望む


【行程】 6/12(木)晴れ [円山公園10:40=(バス)=ばんけいスキー場10:55−西高山11:18/11:37−ばんけいスキー場11:54/12:15==円山公園12:29]
【メンバー】 隊長


○3月初めに西高山を目指したのですが、慌て者の隊長は隣の三角点のあるピークと勘違いして未踏のまま今日に至っています。今日は人間ドックの講評までの時間を利用してチャレンジしてみましょう。もうひとつルートがはっきりしないのですが、現地に行けばなんとかなると気軽に出掛けてきました。

○バス停から盤渓小学校の奥に向かいますが登山口が判然としません、道路の反対側で庭仕事中のオバサンに道を聞きますと「これが西高山と言うんか、そんならグランドから登れるんでないかい」うーん、いまひとつ信頼がおけませんが突撃です。

○グランドの山側にフィールドアスレチック風の遊具が数点、その脇にロープがあるので取り付きます。すぐに稜線に出ました、あとは尾根づたいに山頂へ行けるかと思ったけれど甘かった。踏み跡は50mほどで消え笹薮が行く手を阻みます、幸い薄い薮なので中央突破です。

○しばらくすると南から良い道が上がって来ました、帰りにはこちらを使いましょう。新緑の樹林帯は降り注ぐ蝉時雨でむせ返る様、汗を拭きながらのんびりと山頂を目指します。木々に囲まれた頂には札幌西高会の標柱が立ち、風にそよぐ葉の間から微かに三菱山方面が望まれます。

つぶらな瞳のクロ○静かな山頂で一人佇んでいますと子供の声が近づいてきます、南の道から小学生の集団が登ってきました。裏山マップを首から下げた盤渓小学校4年生の17名と先生でした「先生、このオジサン誰?」『おいおい失礼な生徒さんだね、先生も困っているじゃないか』それにしても怪しいオジサンではありました。

○生徒達を見送ってからゆっくりと後を追います、先ほどの道を下ると校舎の裏に出ました、ここからが正当な道だったのですね。さて盤渓小学校は学校犬クロのお話の舞台です(捨て犬を生徒と先生が力をあわせて一生懸命育てた感動のお話です)校舎前のクロの石像にお別れをして行きましょう。バス停からはパークゴルフ場になっているスキー場に登り、正面の西高山を写して軽い裏山散歩の終了です。



2003年の記録へ