小白山
林道から小白山2003.5.17
【行程】 5/24(土)晴れ [喜茂別岳から=>薄別13:00=(車)=宝来小屋13:20/13:30−峠13:45−小白山14:00/14:05−峠14:19−宝来小屋14:34/14:52==札幌16:00] 【メンバー】 隊長
○先週は林道閉鎖のため余計な時間が掛かり小白山を泣く泣く諦めた隊長でしたが、喜茂別岳の帰りに薄別の林道入口を覗くと、なんとゲートが開放されている『ラッキー』・・・小白山に向かいます。あの悪夢のような長い林道も車なら僅か20分です、宝来小屋前は無意根山への登山者の車で混み合っています『こんな所にいたのか札幌のハイカー達は!』250m先の駐車場まで入りたかったのですが最後の坂に雪があり普通車では上れません、細い道をバックで戻るのは神業でした。
○駐車場の先にあるゲートは開いていましたが雪と土砂で車は通れません。真新しい足跡が続いているので小白山へ入山者がいるかも知れません、半信半疑で後を追います。林道は稜線を横切りますが最高地点からよりカーブミラーの辺りから残雪を使って一つ先のコルまで行った方が薮漕ぎが少なくてすみます。コルからは暫くは雪を繋ぎながら登りますが、いかにも出そうな雰囲気なので熊笛を吹きながら進みます、稜線に出ると少々手強い薮が待っていました。
○地図では想像のつかないような痩せた尾根を外さないように東に向かいます、こんな所にもかこんな所だからか要所にピンクテープがあり驚かされます。薮また薮との10分間の格闘で少し開けた山頂です。三角点が真中に鎮座し少し高い所に山名標識までありました、流石は札幌の山々50座に名前を列ねるだけのことはあります。
○展望も無くブヨの歓迎を受けながらも満足感に浸る隊長でした。先週の敗退から僅か一週間でリベンジできるとは思いもよりませんでした。車に戻りゆっくりしていたら上から夫婦が下りて来ました、足跡の主はどうやら山菜採りだったようです。