喜茂別岳

喜茂別岳山頂を望む


【行程】 5/24(土)曇りのち晴れ [札幌5:50=(車)=中山峠6:57/7:05−NTT電波塔8:00−963p8:45−喜茂別岳9:45/10:00−NTT電波塔11:33−中山峠12:35/12:42=>小白山へ]
【メンバー】 隊長


○今シーズンは残雪に恵まれていますのでラストチャンスに賭け喜茂別岳を目指します。林道は200mぐらいで雪道となり未練たらしいスキーの跡が残っています、これなら喜茂別岳まで行けるかも知れません、しかしアスファルトの上にもシュプールを付けるかなりマニアックな連中のようですから安心はできません。

○グロテスクなNTT電波塔の前で一休み、今週は辛いことが多かった所為でしょうかどうも身体に力が入りません。ここからは樹林帯の緩い登りですが、所々に笹が顔を出し行く手を阻みますので蛇行を繰り返しながら進みます。963p辺りからは木々の間に無意根山の雄姿が覗かれ山頂からの展望への期待が高まります。

山頂から並河岳・中岳・無意根山 ○広い尾根なので帰りの為に赤布を付けながらゆっくりと登ります、前方にこんもりと笹を被ったピークが見えると呆気なく山頂でした。笹の東側を巻き気味に登り最後の最高点は笹を掻き分けながら到達します、先週登った中岳、無意根山が正面に見える特等席でコーヒーを飲み極楽気分です。しかし札幌の山登りをする人たちはどこに行ってしまったのでしょうか?最近の隊長は山頂を独り占め状態が続いています。

○下りは自分の足跡を慎重に辿ります、間違い易い樹林帯の中は完璧にトレース出来て赤布の回収もスムーズでした。ところが最後に間違えてしまいました、朝の堅い雪には薄い足跡しか残っていませんので次第に判然としなくなります。前方の尾根に送電線を認めて間違いに気づきました、あのグロテスクな電波塔が正面に見えなければなりません、一生懸命に探すと右の尾根にあるじゃありませんか(なんたるこっちゃ)

○見通しの利かない樹林帯でのなだらかな下りは隊長の苦手とするところです、最近良く間違えますのでより慎重さが求められます。雪が緩んだ林道歩きは意外と消耗しました、中山峠に戻ったら大した登りも無かったのに結構くたびれました(距離が長いのだ)帰りに薄別の林道入口を覗くと、先週は閉じていたゲートが開放されている・・・小白山に向かいます。



2003年の記録へ