硬石山

豊平山から硬石山を望む


【行程】 4/12(土)曇り時々小雨 [円山公園7:44=(地下鉄)=真駒内8:15/8:24=(バス)=南沢1条3丁目8:43−硬石山10:00/10:08−353p10:43−道路11:25−国道11:40=>豊平山へ]
【メンバー】 隊長


○朝起きると予報に反して明るい空です、早速準備して出発しました。ところが真駒内で地下鉄から降りると雨が降っているじゃありませんか『なんたるこっちゃ、でも天気は回復に向かうだろう』バスを待つ間に知事選の候補者が入れ替わり立ち代りでテンションの高い絶叫を繰り返します。

稜線から硬石山 ○バスから降りてどんよりと曇った空の下を歩き始めます、まず採石場に続く道から雪の残った尾根に取り付きましょう。いきなりの急登で稜線に出ると前方に雪を頂いた硬石山が望まれますが、その裾野の採石場は地図より遥かに大規模でルートの尾根上まで道路が出来ています。これじゃ硬石山は早晩無くなる運命かもしれません、西上州の叶岳の二の舞だけはご免被りたいものです。

○今日は土曜日なので建機類が唸りを上げて仕事中です、出来るだけ端を通り高度を稼いで行きます。採石場から離れると北面なのでまだ雪山の様相です、雪はシャーベット状で問題ありませんが雨が煩くなって来ました、往きは最高峰を巻いて三角点を目差します。

○山頂からは札幌の街並みが望まれ、南側は山の下まで住宅街が迫っています。選挙運動の最終日とあって山の上まで方々から連呼が聞こえてきて興醒めでした。ザックに座ってお茶していたら突然短いサイレンが鳴り響き「ズンッ」と鈍い音と共に尾てい骨から頭に抜けるような山を揺るがす振動です。登山者も無く見た目は落ち着いた山ですが、まったく静かなる山ではありません。

春を呼ぶ福寿草○最高峰を通り西峰まで縦走です、雪の融けた尾根筋には早くも福寿草が咲き始めていました。下りは支尾根を北に向かいぐるっと南に下る緩い傾斜の尾根道を選択しました、正面に藤野の山々が望まれ嶮しい山容に溜息がでます、300mぐらいから雪も融け少々の薮を漕いで道路に出ました(登山口は北海石園向かい側の小沢の右岸)国道230号線まで出るとタクシーが信号待ちで停まっているじゃありませんか、ここは時間の節約で有り難く使わせてもらいましょう。



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