美浜富士
美しい曲線の山容
【行程】 4/4(金)晴れ [新浦安9:35−E9:40−美浜富士9:41−W9:42−若潮公園バス停9:45] 【メンバー】 隊長
○千葉県の浦安は40年ぐらい前までは山本周五郎「青べか物語」の世界で、海苔の養殖に生きる貧しい漁村でしたが、遠浅の海を埋立てディズニーランド開場と新興住宅街化で様変わりしました。新浦安から5分ほど東京寄りに戻ると満開の桜に囲まれた若潮公園です、中央には芝生に覆われた小高い丘が望まれます。
○美浜富士と呼ばれる美しい曲線の丘は高さ僅かに数メートルですが、広い裾野とコンクリートの台座を持ち東西に階段があります。この地下に浦安鉄筋家族の地下闘技場があるとはお釈迦様でも気が付くめぇ=隊長も後で知りました(さすがに少年チャンピオンは読んでないって)階段を9段駆け上ると中腹で、ここからは芝の上を直登します。山頂には近所の犬好きが集い散歩に余念がありませんがノーリードとは困ったもんだ、スーツ姿の隊長は『近くに来ないでくれー』
○四隅の新緑と東西に続く満開の桜並木が織り成す鮮やかなコントラストが春爛漫を告げるなか、そよ風に運ばれて来た桜の花びらに無常を感じつつ山を下ります。南西の角には漁業記念碑があり往時を忍ばせ、微かに匂う潮の香りが意外と海の近いことを思い出させます。こんな長閑で素晴らしい公園を改造する案が浦安市議会に掛かったそうです、築山を撤去するとはどういう了見でしょうか?