馬追丘陵

瀞台を望む


【行程】 2/9(日)曇り [札幌7:55=(車)=馬追名水8:55/9:08−レーダードーム9:53−275p10:21−瀞台10:54/11:02−昼11:25/12:35−トンネル12:53−馬追名水13:15/13:25==札幌14:30]
【メンバー】 隊長、ABちゃん、S夫妻


○本日は馬追丘陵にSさんの雪山ガイド取材に同行です、そうなると隊長には読者テストが待っている・・・昨晩は予習に時間を割き準備万端です。馬追名水には朝から美味しい水を求めて大勢が訪れていますが我々は名水を横目に出発です。

山頂にある自衛隊のレーダードーム ○道は森林浴コースですから良く整備されており初心者でも安心です、エゾマツ林の中をレーダードーム目指して進みます。夏道と分かれるとフェンスを見ながら急斜面の喘ぎ登りです、気温が高いので雪がダンゴになり難渋しますが根性を入れてガシガシと頑張ります。

○汗まみれで着いた所は南北の細い尾根でした、左前方にはこれから向う丘陵最高峰(275m)が木々の間に望まれます。ただレーダードームのすぐ側なので監視カメラに睨まれているようで何だか落ち着きません、上がった息が戻ったらフェンス沿いに下ります。

瀞台にて天測点と記念写真○フェンスが切れると遊歩道から離れ最高峰を目指します、山頂は東に展望が開け雪の中に点在する家々が小さく見下ろせます。残念ながら夕張岳方面は雪雲で隠されていました。再び遊歩道を通り今度は瀞台に登ります、一等三角点の山頂からは西側に展望が開けますがフェンスの向こうは長沼ナイキ基地です。三角点は雪の下深くですが、全国に48しかない珍しい天測点がありますのでこちらで記念写真です。

○昼食はSさんの秘密ポイントで取ります。右手に最高峰がどっしりと控え、正面に長閑な田園地帯を眺めながらのラーメンは至福の時間でした。お汁粉、コーヒー、桜餅と続けば1時間はあっと言う間です『うーん、今回も腹一杯だぁ』

○正午には自衛隊のラッパも鳴りいよいよ臨場感溢れる舞台装置となりました。北広山ではゴルゴ13でしたが今日はミドナイトイーグル(高嶋哲夫)です。雪の山岳地帯を追いつ追われつ、気が付けば思わず脚に力が入り隊員をブッちぎってしまいましたー(みなさん申し訳ありません)自衛隊基地の周辺を徘徊する怪しい4人組からは時々「隊長」とかいう声が聞こえてきます、どこの組織でしょうか・・・戦闘になれば最初に指揮官を倒すのがセオリーだそうです、危ない危ない。

道路下の土管を潜る○下りは遊歩道を周遊しますが、自衛隊の道路を潜るトンネルは直径1.5mの土管です、腰を折ってなんとか通過しましたが、積雪が深いと鉄条網を跨いで上の道路を横断しないとなりません。ミサイル基地周辺ですから無用な摩擦は避けたいものですね。

○ちょっと雪が少なく気温も高かったので快適なスノーハイクとはなりませんでしたが、変化に富んだ馬追丘陵の低山巡りは冬の一日を外で過ごすのに持って来いの企画でした。この丘陵にSさんが何度も訪れる気持ちが良くわかりました。



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