にょろにょろ

大滝村百畳敷洞窟

煌くにょろにょろ


【行程】 2/2(日)晴れのち曇り [札幌7:00=(車)=最終民家10:18/10:28−スキーマラソン応援10:33/10:45−にょろにょろ(百畳敷洞窟)11:25/11:50−徳舜瞥岳展望台地12:25/13:50−最終民家14:37/14:48==北湯沢山荘14:58/16:10==札幌19:10]
【メンバー】 隊長、ABちゃん、V口さん、Kベイさん、Y彦さん、Yだるまさん、HOさん、K岡さん


○吹雪の札幌市内をウロウロしたのが嘘の様、支笏湖畔に来てみれば広がる青空、恵庭岳・風不死岳、嬉しいな。大滝森林事務所に集合し最終民家からスノーシューを着けて出発です、今日は山スキー2名を含む8名の精鋭が「にょろにょろ探検」に向かいます。

快走するEさん ○まず「おおたきスキーマラソン」に参加のE@名寄さんとS@函館さんの応援です、HYMLの横断幕を持ってコースの両側に陣取ります。待つこと数分でEさん登場、緩い斜面をスイスイと登って行きます「頑張れー」2分10秒後にSさんがストックを振り振り「Eさんはどうしたー」と叫びながら通過、本格的なコスチュームに好タイムへの期待が盛り上がります。

○さて我々は川沿いの道を歩きます、ようやく汗が出始める頃には目標に到着です。左の雪崖に洞窟がぽっかりと黒い影を作り、少し上がって入口に近づけばツララが天井から下がっています。中に入ると鍾乳洞の石筍のように沢山の氷柱が床から立ち上がり、まるで軟体動物が海底から群生しているような光景で、ユラユラと今にも動き出しそうな錯覚に陥ります。

台地にて○洞窟の奥は幻想的な空間です、入口からの淡い光に氷柱はプリズムとなって虹色に輝き、天井には白い氷の結晶が煌きます「昔アイヌの人々が狩りの途中で・・・」HO青年の透通る声音は周囲に響きながらも次第に氷に吸収されて行き、やがて隊長を神代の世界へと誘います。

○すこし先から尾根に取り付き急登の開始です、雪が緩み団子となってスキー、シューを悩ませますが短い距離なので大丈夫。尾根に出たら北風が冷たくて、雪は締まって嬉しいけれど耳先が痛いほど。徳舜瞥岳に掛かる雪雲も一気に晴れて青空をバックに純白の三角錐が輝きを増します。思わずK岡さんに「あそこまで何時間?」思いは募るばかりです・・・

台地から徳舜瞥岳を望む○昼食は風を避けて南に戻って取りましょう、今日はラーメン教祖のK岡さんの実技指導があります(嬉しいな)雪の上に正座して一心不乱にラーメンを作る姿に感動です、あの殉教者のような厳かな風貌も捨てがたい。一体全体誰が名づけたのやらラーメンミサとは言い得て妙でした。雪からの水造りに始まり水炊きウインナーと拘りの一品揃いです・・・でも教組様がネギ嫌いだったとは

○台地に登り返すと空は曇天となり先ほどまでの展望はありません、広い尾根を緩やかに下ります。風が強いせいでしょうか牧場の柵が頭を出している程で積雪はあまりないようです。「ふなぐち」飲んで良い気持ちのYだるま隊員は千鳥足で最後尾を守ります、危うい足取りは転びそうで転ばず『流石は日舞で鍛えた足腰ですね』(一同感心)帰りには北湯沢山荘で汗を流しましょう、本物の温泉だけが持つ素晴らしい力が疲れた身体に染み渡ります。



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