四ッ峰

樹林帯を進む


【行程】 1/26(日)雪のち晴れ [札幌7:25=(車)=滝の沢大橋8:35/8:45−582m10:50−四ッ峰11:50−送電線鉄塔12:00/12:55−滝の沢大橋14:20/14:30==札幌15:45]
【メンバー】 隊長、S夫妻、ABちゃん、Fさん、Uさん


○朝から雪模様でぱっとしない天気ですが、隊長が山へ行って晴れないはずはありません、それほど最近の晴れ男振りは顕著です。ところがSさんは隊長に良い思いばかりさせるのは如何な物かと要らぬ心配をする始末(余計なお節介ですー)

○滝の沢大橋200m手前に車を停め橋の袂から林道に入りますが、結構な積雪で前途多難の始まりでした。約2Kmを1時間半近くかけてようやく林道から送電線巡回路に足を踏み入れます。雪の降りしきるなか緩やかな樹林帯を膝上までのラッセルが続きます、息の上がる先頭はすぐに交代して一定のペースを保ちます。交代する時に「ごくろうさま」と声を掛けるのは新鮮でした、気持ちの良い習慣ですね。

○やがて前方に送電線の鉄塔が望まれると右手の尾根に上ります、木々が切れると主稜線へ80mの登りです、送電線が交差する辺りは腰まで雪に埋まるような急斜面ですがジグを切って這い上がります。山頂は樹林に囲まれ展望は東方向だけでした、北風が雪を運んで来ますので送電線まで戻って昼食とします。

雪の中の宴会○今日はABちゃんの誕生会です、人生の折り返し点だそうで目出度いことです(君もようやく大人の仲間入り)麦酒で乾杯、お蕎麦にもシャブ餅が入り、蛸ワサとくれば美味しいね。雪がコンコと降り続くなか延々と続く宴会も食べ物の終了とともにお開きとなり、宴の跡はパンパンの太鼓腹と雪上に残る小豆の染みです。

○急斜面をへっぴり腰で下りながら頭上を見れば広がる青空、ここから天気はピーカンに向ってまっしぐらですが、ちと遅かった。あんなに大変だった登りも下りは一瞬です「貯金と似ているなぁ、コツコツ貯めても使いだすとあっと言う間でさ」と実感を込めてABちゃん「何か人生も・・・転落は早いよなぁ」「・・・」一同声なし、きっとそれぞれの半生を振り返っているのでしょう。

○スノーシューを履けば長い林道歩きさえ楽しい散歩です。サラサラと梢から落ちる粉雪の滝や凍った沢をチョロチョロと流れる水音に新しい発見があり興味は尽きません。本日はアプローチが長く積雪に悩まされましたが力を合わせて楽しい雪遊びができました、メンバーの皆様に感謝の隊長です。



2003年の記録へ