塩谷丸山

山頂にて


【行程】 12/22(日)曇りのち晴れ [札幌7:25=(車)=塩谷8:52/9:09−350m10:45−470m11:28−塩谷丸山12:12/12:30−470m13:00/14:02−塩谷15:10/16:15==札幌17:20]
【メンバー】 隊長、J野さん、Fさん、Mさん、M田さん、Aさん、小樽N嶺舎さん5名


○今日はスノーハイク第三弾。隊長は前日に札幌駅前で思い切り滑り腰を打ち調子は最悪です、でも天気は期待できるしJ野さんが付いているから大丈夫。塩谷駅に車を置いて出発、15分ぐらいでスノーシュー装着し山へ向かいます。スノーハイク経験の浅い人が沢山参加ですから緩々と参りしょう、隊長は腰を擦りながらボチボチ付いて行きます。

○樹林帯のなかは雪が適度に積もりスノーシューは快適に雪を蹴って進みます、少し急な登りではスキーの人が遅れます。雪が静かに舞い降りる生憎の天気ですが、J野さんの的確なコース取りで難なく350mの台地に到着、ここは北西風から守られテン場に最適だそうです。さらに傾きを増した斜面を黙々と登ると470m台地です、ここに荷物をデポして山頂アタックです。

山頂に到着のスノーシュー部隊 ○ところが隊長は雪山が恐くて荷物を手放す気持ちになれません、家財一切を背負ったままラッセル隊に組み込まれます。「もう膝が上がりません」ってJ野さんのペースが速すぎるので す、トップの背中は遠くなりましたが後ろは一人しか付いて来ませんがな。稜線上で夏道に合うと最後の一頑張りでピークでした、白い雪壁が途切れると真っ青な青空が視界一面に広がります。

○そうです我々が山頂に着いた時に図ったように辺りは晴れ間が・・360度の展望は一級品です。雪を戴いた山々も素晴らしいのですが、荒々しい冬の日本海をバックにした赤岩の穏やかな山容も捨て難い眺めでした。雪雲の中のニセコ連峰は少し悲しげですね、目国内隊はいかがお過ごしでしょうか?スノーシュー隊は南東斜面を新雪のなか粉雪をけ散らしながら一気に下ります。

組立て式コンロで鹿肉の炙りもの○快感!しかし腰が重いぞ、次第に左脚が雪から抜けにくくなってきます。穴に落ちたら最後もがけばもがくほど深みに嵌り無理に力を入れると腰に激痛の電気が走ります、ようやく脱出し騙しだましデポ地点まで戻り昼食です。HYML恒例のラーメンミサに始まり、小樽N嶺舎の鹿肉の炙りものまで『まったく雪のなかで良くやるよ』もう腹一杯になりました。

○登りは得意だが下りは辛い本日の隊長でしたが、なんとか皆さんについて降ります。解散後にJ野さん推薦の海に面した喫茶店でケーキセットに舌包です。暮れなずむ塩谷を後に荷物満載のA号は一路札幌を目指すのでした・・・



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