藻岩山
下界は雨、ホーマックから藻岩山を仰ぐ
【行程】 7/6(土)曇り[円山11:00−旭ヶ丘登山口11:39−馬の背12:08−藻岩山12:25/12:53−スキー場登山口13:30−中央図書館14:28/16:10−ホーマック16:30/17:32−円山18:00] 【メンバー】 隊長
○朝目覚めると予想に反して外に雨はありません、いろいろ家事を済ませてから腰をあげます(昼近くになってしまいました)札幌に住んで3ヶ月、いつも中心街から目にし気になっている藻岩山に行くことにいたします。旭ヶ丘の登山口からは遊歩道が続きますが、鶯の歌声も濃い山路に心も弾みます。ほんの足慣らしですから汗をかかないように歩きましょう、ところが先週の健脚集団で鍛えた足腰は頭の言うことなど聴きはしません、いきなりニペソツモードに入ると山頂まで一直線でした。
○始めは緩い登りも馬の背へは急坂となります、汗ダラダラで着いた稜線が馬の背です『しかしどこが馬の背だい、全然細くないじゃありませんか、これじゃ河馬の背だ』悪態をつきつつ休みもせずに山頂を目指す精鋭一人。さすがは札幌市民の憩いの山です、次から次へとハイカーが目白押し、若者のグループもいたりして大賑わい。完璧な登山姿の中高年もかなり見うけられ、山のグレードとTPOについて一考察ができそうです(あるいは加齢と頭の硬度との相関)
○やがて前方に小山を認めると尾根道は右にそれジグザグに山頂を目指します、登り切ると木々の間に無粋なコンクリートの建物が現れました。取り敢えず一番高い所を目指し土産物屋を通り屋上の展望台に到着、さすがは531m+10mの標高です、札幌市内は言うに及ばず360度の展望は欲しいまま、東京まで820Kmの看板に望郷の念を呼び起こされます。
○下山を開始したのですが土産物屋で夕張メロンソフトに心が動き停滞、舐めながら三角点巡りを済ませてから下山です。始めはリフト脇の階段でNOGOOD、近くの拡声器で奏でられる「踊るポンポコリン」も山登りには不要のサービスです。アンテナ群を通過するとスキー場の縁を通ります、ここの降下も面白そうですが今回はノーマルルートを辿ります。やがて樹林帯に入ると静かな気持ちの良い山道が続きます。
○沢に出合うと雪友荘のある登山口に出ました、あとは林道を南35西11まで歩き市内に戻ります。途中の中央図書館で「花の百名山」ビデオに嵌り、初めてのホーマックでは店内視察に余念の無い隊長でした(単なる暇人)念願の藻岩山に登頂でき、これでようやく名実ともに札幌市民の実感が湧いてまいりました。