兵庫県低山三連発
金亀山・冑山・手柄山
こんもりとした冑山
【行程】 6/5(火)曇り [小富士山から==>法輪寺7:28−金亀山7:32−法輪寺7:36==登山口7:43−冑山7:46−登山口7:48==公園駐車場7:57−手柄山7:59/8:08−駐車場8:09==姫路8:17] 【メンバー】 隊長(単独)
【金亀山】こんきやま(39M)兵庫県第二位
○姫路駅の西側に兵庫県の低山が集中しています、この機会に一網打尽を狙いますがなんといっても時間が足りません。こうなったら文明の利器に頼るしか方法はありません、と言うことで小富士山から降りた隊長は待たせた車に乗って金亀山に向かうのでした。幸いラッシュの始まる前に姫路市街を通過でき15分で法輪寺に到着です。
○お寺の南側は墓地になっていて山腹を削ってお墓がかなり上まで続きます。右手に山を見ながら墓地内の階段を連続して登るとやがて最上段に到達、フェンスの途切れたところから山に踏み込みます。5Mほどの岩場を攀じ登ると山頂です、あいにく樹木で北と東は展望がありませんが南側には今登って来たお墓が広がっています。
【冑山】かぶとやま(36M)兵庫県第一位
○下り新幹線が姫路を出た直後に海側の線路脇にこんもりとした森が一瞬見えますがこれが冑山です。1200年前に書かれた『播磨国風土記』にも登場する歴史のある山で、兵庫県で一番低い山ですので是非とも登りたい山の一つでした。通学の生徒で混み合う狭い道を縫うように進むと山の麓に到着です、神社の参道が登山道で急な階段を20Mほど登ると木々に囲まれた冑山神社がありました。展望はありませんがうっそうとした森のなかの山頂は兵庫県最低峰にふさわしい荘厳とした雰囲気でした。
【手柄山】てがらやま(49.3M)兵庫県第四位
○新幹線から眺められる賑やかな丘、都会の夜のしじまにに浮かび上がる怪しいシルエット。レジャーランドと化した手柄山はジェットコースター始め遊園施設の照明が夜空に煌いていました。この不思議な光景が脳裏に焼き付き俗化した山という印象でしたので、朝から3山も制覇しお疲れの隊長は安易に車で山頂の公園駐車場を目指します。少しだけ階段を登ると山頂でした、モニュメントの北側にタイルを敷き詰めた広場があり方位盤が埋め込まれています。
○地図ではこの辺りに三角点があるはずですが陰も形もありません、ウロウロ探し回るのですが見つかりません?どうしよう折角ここまで来たのに・・ようやく見つかった三角点はタイルです『この下に埋め込まれている』などと惚けたことが書いてありました(人騒がせな)山頂の北側からは先ほど登った冑山の好ましい形がすぐそばに望まれ西側には金亀山が遠くに霞んでいます。朝の偉業を成し遂げた隊長は感無量で丘を下るのでした。