蘇鉄山
そてつやま(6.8M)
【行程】 3/13(火)晴れ [堺9:54−神明神社10:00−大浜公園10:05−蘇鉄山10:15/10:20−神明神社10:30−堺10:32] 【メンバー】 単独行
○全国の低山ファンの皆様ながらくお待たせいたしました、一等三角点のある山で日本一低い蘇鉄山に登ってきました。堺駅を降り南に下ると登山口の神明神社が迎えてくれます、本日の登山の無事を祈っていざ出発です。晴れているが冷たい風の吹くなか大浜公園を目指します、早春譜を口ずさみながらのお散歩モードです。ところが行く手に国道26号線が立ちはだかります、車の洪水で渡れません、これを歩道橋にて高巻きし難を逃れます(本日一番の危険地帯)
○公園に着くと小山がそこここにありどれが蘇鉄山かわかりません、取り敢えず中央の一番高い場所に階段を昇りますが、これは唯の階段でした・・失意の隊長は北に転進し、いかにも山らしい丘に取り付きます、ピークに立ちますが標識が見当たりません。稜線沿いに縦走して行きますと公園の入り口に戻ってしまいました(情けなぁ〜)
○ここは素直に散歩のオジサンに聞いてみましょう、入口から向かって左手奥が蘇鉄山でした。山頂には三角点と標識の他に最近植えられた蘇鉄がなんとも可愛らしい。ラジヲ体操に精を出す老人が一人、写真を撮りまくる隊長の姿を訝しげに眺めつつ下って行きました。聳え立つ頂きからは近代的コンビナートの姿が禍禍しく、わずかに開けた旧堺港に安土桃山時代の栄華を偲びつつ山頂を後にします。
○帰りには神明神社にて登頂証明書をもらいます、宮司の北氏が蘇鉄山山岳会の会長とか、天保山といい関西人のロマン精神には驚かされます。今回は一等三角点といっても最高峰の赤石岳の荒々しさとは対称的なひねもすのたり旅でした。
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