踊り子歩道と河津七滝

初景滝にて


【行程】 1/8(土)曇り [たまプラーザ8:33=新横浜9:01/9:48=(こだま449号)=三島10:32/10:50=修善寺11:20/11:55=(タクシー5420円)=水生地下12:28−旧天城トンネル12:58−寒天橋13:23−七滝入口13:55−釜滝14:50−出合滝15:15−つりばし荘15:20(泊り)]
【メンバー】 隊長、カワウソの頭、初心者K、棒振り魔人

○隊長の百名山完登を祝って会社の同期で山に登ることになりました。山の初心者もいるのでまず足馴らしからと踊り子歩道を歩くことにします。前日に『山の王子様』(百名山の先達)から物足りないので別行動するとの連絡が入ります。新横浜で新幹線に乗り込むと、なんとKがビールを飲んでいるじゃありませんか。う〜ん、本日は軽い足馴らしですからまあ良いか。(前途に不安をいだきつつ)

○水生地下から林道を歩き始めます。車から下りていきなり歩き出す臨時隊員たちに準備運動の重要性をこんこんと説く隊長でした。道はダートですがフラットで歩き易く、踊り子の面影を偲びながら峠に向かいます。ところが歩道とは名ばかりで車の交通がかなりあり、ゆっくりと静かな山道を楽しむという感じではありません。旧天城トンネルでは前方から車が突っ込んできて通過するのに命懸けでした。

○新道を渡るとようやく静かな道となります、小鳥の歌声に聞き惚れながらしばらく歩くと道標に導かれて河津七滝に向かいます。山道を急降下すると釜滝に出ます、水量の多い滝は轟々と水しぶきを上げながら青碧色の滝壷に吸い込まれて行きます。他に誰もいない静かな空間は本日一番の見所でした。

○遊歩道を下りながら次々と現れる『えび滝』『へび滝』を見物して行きます。『初景滝』まで来ると観光客が一段と多くなります、ここに趣味の悪い青色に塗られた踊り子と学生の像があり驚かされました。ところがこの像と並んで記念写真を撮る人の多いのに重ねてビックリ。

○本日の宿は『つりばし荘』です、幹事の値切り交渉の成果で1.8万円のところ1.5万円となりました。(もっとも5人一部屋ですから)温泉と海の幸、山の幸とくれば酒はどんどん進みます。百名山談義に花が咲き、たらふく飲み食いした後は明日に備えて早寝の模範的な臨時登山隊でした。

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