雄阿寒岳
国道から雄阿寒岳
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【行程】 7/31(土)晴れのちガス[羽田9:10=(ANA741)=釧路10:46/11:15=(レンタカー)=滝口登山口12:21/12:46−5合目14:55−雄阿寒岳15:44/15:54−5合目16:25−滝口登山口18:10/18:25=岩尾別温泉22:20(車中泊)]
羅臼岳へ【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗、シェルパ1号
○北海道の山がMMLでも流行っていますが、登山隊もいよいよ北の地へと遠征することになりました。出発までドタキャンに脅えた隊長ですが、なんとか俗世界のしがらみから離れて北の大地に降り立ったのでした。早くレンタカーに乗って出発したい登山隊は荷物を持ってヨチヨチと駐車場を横切りレンタカー事務所へと突撃します。待っていたのは小さな車(ホンダロゴ)果たしてこれで3人が千数百キロの旅を無事に過ごすことができるのでしょうか?誰だいけちったのは、荷物と人で身動きできんじゃありませんか。
○滝口登山口に着いたらもう昼です、さっそく昼飯を食べて出発します。空港では晴れ間のあった空もどんより曇り、雄阿寒岳も山頂付近には雲がかかっています。湖から離れるといよいよ急登の始まりです、歩いても歩いてもなかなか進みません2時間強でようやく5合目に到着です。(特に4合目と5合目の間が長かった=どうも重いとおもったらナンとシュラフがザックに入ったままじゃないですか)ここで雨が降り始めましたのでカッパを着用します、初日からツイテイナイ。
○5合目から先は火口丘を歩くようになり合目表示の間隔も極端に短くなります。あっと言う間に9合目に着きますが、山頂までの間にあるコルが風の通り道となっていて突然の強風に一瞬たじろぎます。最後のガレた登りを駆け上がれば雄阿寒岳の山頂です、雨は止みましたが生憎のガスで景色はありません、でも北海道の香りのする大地に向かって思わず接吻したくなるような気分です。
○登山口に着いたら18時を過ぎていました、駐車場には車は1台だけです、素早く離脱する登山隊です。本当は雌阿寒岳にも登りたかったのですが、事前に役場に問い合わせたら登山禁止とのこと、ここは素直に諦めましょう(浅間山の二の舞はイヤだもんね=2000年6月20日に解禁)斜里の町で食事をし、北海道オフミに参加の新潟の岡本さんにTELしますが電話は空しく鳴るばかり。車は岩尾別温泉に向かって夜の国道を一直線、運転は鴉天狗に任せて眠り惚けるアホ隊長でした。
羅臼岳へ続く