金鶏山

筆頭岩と金鶏山(1998.12.20)


3月20日 金鶏山=大桁山=物語山=御堂山=稲含山=小沢岳

3月21日 大岩・碧岩=立岩=鍬柄岳

【行程】 3/20(土)曇り [たまプラーザ2:45=三軒茶屋3:15=練馬IC4:10=松井田妙義IC5:50=見晴駐車場6:15/6:25−金鶏山6:51/7:01−駐車場7:23/7:25=(大桁山へ)]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗

○金鶏山は妙義三山のひとつに数えられ是非とも登っておきたい山です。登山禁止との噂のある山ですが地元の山岳関係者も登っているようですのでちょいと出掛けてみました。一本杉からの道は車道への落石の危険があるとのことでしたので、見晴駐車場から金鶏山ピストンとします、念のため通行の少ない早朝アタックと慎重を期します。

山頂にて
○登山口は駐車場から50Mぐらい先の谷側に「R=40.0M」の標識がありその山側にある石段からです。登山禁止とは書いていないので安心して登り始めます、落ち葉で滑り易い急斜面を赤布3枚に導かれ尾根に出ます。ここからは明瞭な踏み跡がついていて多少ガレた所はあるものの問題の無い道です。(まあ木の枝や根に捉まりながら登るのは西上州の醍醐味ですから)最後は南東側から廻りこんで山頂に立ちます、岩稜の上には石碑がありその先に三角点がありました。

ガスに霞む金洞山
○山頂からは妙義の金洞山が眼前に迫ります、早朝の色温度の低いなか時折流れる雲が醸し出すモノトーンの景観はまさに水墨画の世界です。スパッと切れ落ちた高崎方面の展望も絶景です。これから目指す西上州の山々も望めますが、あいにく天気の悪化を予想させる低い雲が激しく流れています。下りはアッという間です、厚く積もった落ち葉をクッションにして転がるように登山口まで一直線です。禁断の果実の味はとろけるようでした。

1999年の記録へ

西上州の静かな山旅へ