大山
自宅から大山を望む
【行程】 | 4/5(火)晴れのち曇り [たまプラーザ6:51=(東急・小田急)=伊勢原8:06/8:30=(神奈中バス)=大山ケーブル9:08−大山ケーブル10:08/9:20=(ケーブル)=阿夫利神社9:26−富士見台10:50−大山11:27/11:55−見晴台13:50−阿夫利神社14:45/15:00=(ケーブル)=大山ケーブル15:06−大山ケーブル15:27/15:45=(神奈中バス)=伊勢原16:08/16:18=(小田急・東急)=たまプラーザ17:14] |
【メンバー】 | 隊長、仕立て屋ぼん、能登の荒波 |
○会社で同期だった能登の荒波君から大山登山のオファーが届きます。コロナ禍ではありますが『野外活動なので大丈夫』との根拠なき自信で受けて立つことにいたします。聞くところによれば荒波君は街道歩きが趣味らしい。大山街道も最後の詰めを残すのみだが久しく山登りをしていないので一人で登る自信がないとのこと。隊長も一人では心もとないので近所に住んでいる仕立て屋ぼんに声を掛けます。
○当初予定の月曜日は大降りの雨でしたので火曜日に順延としました。当日は朝から日が差して良い天気です。大山ケーブル駅に着くと満開の桜に迎えられます。そこかしこに咲き誇る黄色い花はミツマタでしょうか。ケーブルを降りるとまずは阿夫利神社に参拝して登山の無事を祈ります。思えばこの行いが良かったのでしょう・・・・
○昨日までの雨の影響でしょうか登山客の姿は驚くほど少なく拍子抜けするほどです。それでも家族連れや若者の姿もあり人気の山です。登山口の鳥居をくぐるといきなり急な石段の洗礼を受けます。登山隊はゆっくりと一歩一歩慎重に身体を上げて行きますが、その脇をギャルたちが嬉しそうに喋りながら追い抜いて行きます。今日は素人が一緒なので我慢我慢。
○なんと能登の荒波君は最初の30分の間に2度のダウンです。脚が滑ったとのことですが打ちどころが悪ければ大怪我にもつながりかねません。事実二度目のスリップは後ろを歩く仕立て屋ぼんに激突して滑落が防げたのでした。前途多難の幕開けです。隊長は後ろを気にしつつゆっくりとしたペースで進みます。富士見台に着くと前日の雪で真っ白に輝く富士山が眺められ至福の時間をもらいました。
○山頂に到着するとまずは奥社にお参りします。山頂からの展望も霞が出てきて遠方が見えにくくなりました。山頂標識で記念写真を撮りますが、山頂周辺は工事中で何だか落ち着きません。見晴台方向に少し下ったところのベンチで昼食といたしましょう。下りは見晴台経由の周遊コースといたします。登りより下りの方が年寄りには堪えます。仕立て屋ぼんのストックを能登の荒波君は借りて下ることにいたしましょう。
○ところが全然スピードが出ません。時間はたっぷりとありますから焦る必要はないのですが少々情けない。結局コースタイムの倍以上の時間をかけて見晴台にたどり着きました。あとはトラバース道ですが、やはり倍以上の時間はかかったものの何とか無事に阿夫利神社のケーブル駅に戻りました。帰りは往きとは違い満員の車両でした。
○今日は簡単な山と思って企画しましたが同行者の体力面での心配をあまりしていませんでした。でも我々高齢者は体力面で個人差が大きくなっているのでした。これに懲りず初心者向けの企画も考えて行きたいと思いますがしっかりとしたサポート体制がないと難しいと思いました。今回は仕立て屋ぼんに本当に助けられました。隊長は早くコロナ禍が終わり日常が再開されることを祈っております。
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