大箆柄岳

垂桜から大箆柄岳を望む


5/1(土) 尾鈴山 
   2(日) 傾山  
   3(月) 国見岳 ・ 市房山 
   4(火) 高千穂峰 ・ 大箆柄岳 ・ 天保山
   5(水) 稲荷山 


【行程】 5/4(火)快晴 [高千穂峰=>大野原林道登山口11:18/11:26−3合目11:54−7合目12:31−大箆柄岳12:57/13:08−5合目13:36−P14:08/14:17=>天保山へ]
【メンバー】 隊長



登山内は林道を4Km入ったところにある ○高隈山はどちらかといえば不遇の山です。大隈半島へは300名山でもない限り足を向けなかったと思います。皆さんは最高峰の大箆柄岳に登っていますので私もそれに倣います。垂桜からは大野原林道を進みます。すぐに舗装は切れますがフラットダートなので普通車でも腹は擦りません。

○地形図の登山口近辺は過ぎたのにそれらしい標示は一向に現われません。少々心配になった頃に小屋の脇に2台停車しています。少し先に待望の登山口がありました(林道4Km地点です)数台の車とマイクロバスが停まっていて駐車場は一杯でしたが、団体が降りてきたところで少し待ったら駐車できました。

○今日は昨日に比べても暑い真夏日のようですから、焦らずにゆっくりと登りましょう(と言っていてもすぐに熱くなるのでしょう)樹林帯の中を緩い登りが続きます。水場400mを過ぎると傾斜はきつくなり、5合目は岩場の展望台となります。七岳が大きく見えます。本当は桜島の眺めが素晴しいようですが、黄砂の影響で霞がかかり遠望はできませんでした。

山頂からは高隈山一帯が展望できる○奇数の合目表示がありますが、ほぼ15分ごとに通過し、我ながら安定した足取りでした。下山者とばかり擦れ違っていましたが、途中で2組の夫婦連れを追い抜きます。杖捨祠というものがあり『ここで杖をすてた=きっとこれから先には急登は無い』ところが高度計は60mも残っています。確かに傾斜は緩くなりましたが笹が被った路となり、笹を分けながら高速で通過します。

○最後の登りをこなすと明るい山頂に出ました。「ヤッホー」と子供の声がしていましたが、反対側から地元の親子連れが登って来ていました。山頂からは南側に高隈の山々が広がります。全く馴染みの無い山々ですが、なかなか登頂意慾をそそる景観です。機会があれば是非とも縦走を試みたいものです(・・・機会があるとは思えませんが)

○山頂直下で擦れ違った夫婦連れを途中で追い抜き、丁度1時間で下山いたしました。汗を拭いていると先ほどのご夫婦が下山され「速いですね」と褒められたので調子に乗って「朝に高千穂峰に登ってきたんですよ」と言ったら目を丸くしていました。そして垂水から鹿児島へフェリーが出ていることを教えてくれました。

○今回の遠征は天候に恵まれて順調に登山が出来ました。厳しい山もありましたが軽い山もあり4日間に6座も登ることができました。これで今回予定の200・300名山周遊の旅は終了です。しかしまだ日は高いし、予備日も残っています。まずは鹿児島へ出て気になる「天保山」を目指すことにいたしましょう。



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