山伏

小無間山下りから山伏を望む



【行程】 6/7(日)ガスのち晴れ [田代8:00=(車)=大笹峠8:42/8:54−山伏9:17/10:00−大笹峠10:14/10:20==口坂本温泉11:23/12:00==たまプラーザ15:10]
【メンバー】 隊長、関の三本松



○前日の大無間山で消耗しきった登山隊でしたが・・・若い三本松君は一夜明ければ元気溌剌、若さが羨ましい隊長はボロボロのままです。諏訪神社の入口でご神水を汲み、林道井川雨畑線を辿ります。急斜面を切り開いた林道は法面の補強がされていますが、路面には数多くの落石があります。昨日は畑薙への道が崩れ登山客が閉じ込められたとの報道がありました。ここも良く通行止めになると心配していたのですが、なんとか山梨県との県境の大笹峠まで無事に入ることができました。

○大笹峠は道が広くなっていて10台ほど駐車できそうです。ここから急登で山伏まで僅か30分のコースタイムです。こんなお手軽登山をしても良心は痛まないのでしょうか?当初は百畳峠から1時間の道を考えていたのですが・・・身体が言うことを聞きません(情けなぁ〜)

気持ちの良い山頂○それでも荷物も軽いし高度をどんどん稼ぎます。あっと言う間に山頂に到着です。山頂標識は山伏(岳)ですが、岳の字が削られてしまっています。気持ちの良い山頂ですが、生憎ガスが掛かり展望はありません。今日は時間がたっぷりとありますから、お茶を沸かして休憩いたしましょう。人気の山らしく次々にハイカーが訪れます。ヤナギランの保護のため木道とロープが遊歩道に張ってあります。

○上空のガスは流れて青空が覗きますが、周囲の展望は下から湧き上がるガスに邪魔されてありません。40分ほど粘りましたがガスは引きませんので諦めて下ります。帰りは林道勘行峰線を通り口坂本温泉に立ち寄り汗を流します。残念ながら循環ですが毎日湯を替えているので塩素の臭いはしませんでした。280円で露天付きとは嬉しい価格設定です。

○今回の山行はあまり展望には恵まれませんでしたが、6月としては十分過ぎるほどの天候でした。この季節は天気の判断が難しいところですが、何とか良いほうに傾き無事に完登することができました。南アルプス深南部の静かな山々は登山隊の訪れを待っています。三本松君もこれに懲りず隊長の相手をしてくれますことを祈って止みません。



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