手白沢温泉

手白沢温泉から根名草山を望む


【行程】 2/2(土)晴れのち曇り [北千住8:10=(東武きぬ103)=鬼怒川温泉9:58/10:10=(バス)=女夫渕11:45/12:20−八丁の湯13:55−手白沢温泉15:08(泊り)]
2/3(日)雪 [手白沢温泉9:00−女夫渕11:00/11:10=(タクシー)=鬼怒川温泉12:20/12:40=(東武)=北千住15:22]
【メンバー】 隊長、かわうその頭、初心者K、早期退職S、ヤングF本



○手白沢温泉に行ったのはつい数年前と思っていましたが、早くも8年の月日が流れていました。今回はSの早期退職を祝って山好き同期の集いです。寒い朝でしたが北千住から東武特急に乗れば快適そのもの・・・おいおい朝からビールかよ!

○そう言えば以前にもそんなことがありましたっけ。でも年月の経過のなかで変ったものもありました・・・あの初心者も本場のアルプスを踏み、海外遠征の達人もインシュリンのお世話になるとは(はぁ)そういえば尾瀬の燧岳で遭難騒ぎの高校生もはや早期定年です。あのスマートだった先輩も過腹囲のメタボリックじゃ〜。

○鬼怒川温泉駅からは民間バス1000円と村営バス1500円がありますが、民間の方が途中休まず30分速く着きます。出発も5分早いので誰もが民間を利用するようです(民間が撤退して村営が出来たのに・・・)道路には思ったより積雪が少なく難なく女夫渕に到着です、食堂で山菜天婦羅蕎麦を食べてから出発いたします。

通行禁止区域の吊橋を呑気に渡る○山道の入り口に立入禁止の看板がありますが、誰も気にせずゲートの横を通ります。微かなトレースが1本続きますが踝までの楽しいラッセルです。崖縁を回りこんで吊橋を渡ると鬼怒川の左岸の道となりました。少し行くと前方にロープが張ってあり「この先落石のため通行禁止」の看板が向こう側に掛かっていました。左から橋を渡って立派なトレースがあり迂回路が作られています。知らないこととは言え詰まらんミスをしてしまいました(危ないアブナイ)

氷結した滝が現れる○雪の路をトロトロと進みますが、凍った階段を上り下りする橋が少し危険なだけで極めて安全な遊歩道です。ログハウスが見えてくると八丁の湯です。大きなゴールデンを見て「猫だ〜」と叫ぶ早期退職Sを見て涙ぐむ隊員たち(ついに頭にまできたか・・・早期退職のわけ)

○時間もあるしラッセル人数もいるし、加仁湯からは林道ではなく樹林コースを通りましょう。積雪はありますが幸いしっかりしたトレースがあるので安心です。一汗かいて手白沢温泉ヒュッテに到着です。番犬のクロがお出迎えしてくれました。

手白沢ヒュッテの愛犬クロ(7歳)○もちろん源泉100%で力のあるお湯の掛け流し、おまけに床暖房まで温泉です。わずか6室のアットホームなおもてなしは以前と変ることなく贅沢な空間を演出しています。山の幸満載のお洒落な料理に舌鼓を打ち、話が盛り上がれば地酒の進むこと限りなし。我々の他は2人づればかりなので静かな食堂でした。

○翌日の関東地方は大雪です。昨晩からの積雪は30Cmですから無理をせずに林道を下りましょう。玄関先までお見送りのクロに別れを告げると粉雪舞う路を一気に下ります。ツルツルの林道も積雪で歩き易くなり、何台かのバスをやり過ごしながら2時間掛けて女夫渕に到着です。

○久し振りの同期山行は雪の温泉を満喫して無事に終了しました。それぞれ持病を抱えながら満身創痍の状態ですが、これからは無茶をせずに一病息災で末永くお付き合いしたいものです。隊長も頑張らなくっちゃ・・・



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