郷力山

川端から郷力山を望む


8/12(日) 姫神山 ・ 13(月) 秋田駒ケ岳、乳頭山 ・ 14(火) 郷力山・太平山 ・ 15(水) 白神岳 
   16(木) 森吉山 ・ 17(金) 栗駒山


【行程】 8/14(火)快晴[水沢温泉7:04=(車)=飯島川端8:53/8:57−鉄塔9:04−郷力山9:08−鉄塔9:12−P9:19/9:40==秋田10:11]
【メンバー】 隊長


郷力山(ごうりきやま) 35m
松林の道 ○秋田で相棒と待ち合わせの前に低山のリベンジを果たしましょう。秋田郊外の郷力山35mです。この山は以前「奥の細道シリーズ」で訪れた時に密生した藪に嫌気がさして諦めた経緯があります。夏の暑いなかでの藪漕ぎは心技体揃わなければ叶いませんが、どうも気力が足りませんでした。今回は少し遠くなりますが簡単そうな北側の松林から攻めてみましょう。

○山頂の北側に火力発電所に続く送電線の鉄塔が認められます。この鉄塔への順回路が北に広がる松林の歩道から続いていると思われます。松林の道は車が通れますが入り口に鎖が張ってあるので400mほど歩くことにいたします。

○松林の中は下草が無いので途中から道を外れて鉄塔に向かって直進します。鉄塔直下で東西に走る道を渡ると10mほど踏跡を辿って鉄塔に出ました。ここからは50mぐらいの藪漕ぎで山頂です。幸いなことに蔦や茨など困難な藪ではなく、ひと汗で樹木に囲まれた山頂に立ちました。何の変哲もない藪山ですが、登ることができるのに気力不足で未踏だった低山の尊い頂です・・・暫し感動

藪の中の尊い山頂○下りに入ったところで突然右の二の腕が熱い火箸を押し当てられたような痛みに襲われます。更にもう一箇所に激痛が走ります。慌てて肩を見ると「ブーン」と大きな蜂が飛んでいるじゃありませんか『ヤバイ!』スズメバチの襲撃です。とっさに頭を低くして藪にダイブし突き抜けました。

○幸いスズメバチは一匹だけでしたので命に別状はありませんでしたが(しかし隊長は不死身か)これが巣のそばだったら大変でした。いままで全国の低山を巡ってきましたがスズメバチに襲われたのは初めての経験です。一体全体何が蜂の気に障ったのでしょうか・・・どうみても闖入者が悪いのですが。

○九死に一生を得た隊長でしたが車に帰ってからもアナフィラキシーショックにならないか気が気ではありません。蜂の毒を口で吸い出す程度ではとても追いつきませんが、病院を横目で見ながら秋田駅を目指す大間抜けでした(もし低山徘徊で倒れたら本望でしょうか)


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