釈迦ヶ岳・神座山・大栃山

釈迦ヶ岳の山頂直下から神座山・大栃山を望む


【行程】 3/31(土))曇り[たまプラーザ6:45=(車)=檜峯神社9:38/9:50−稜線10:40−釈迦ヶ岳11:22/11:39−神座山12:33/12:40−トビス峠12:55−大栃山13:32/13:46−檜峯神社14:15/14:30==たまプラーザ17:25]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗


○御坂山塊の北西に神座山という山があります(関係ないけど知合いに神座さんという人がいます)山と渓谷3月号に「静かな山」として紹介されていましたので早速出かけましょう。檜峯神社に車を置けば、釈迦ヶ岳から神座山を通り大栃山までぐるっと周遊できますので楽しみです。生憎天気が夕刻から崩れるとの予想なので急登のある釈迦ヶ岳を先にいたします。

○東名を御殿場で降りて河口湖から御坂道を通りますが、当初の見込みより大幅に時間が掛かってしまいました(単に見積もりが甘かった)「檜峯神社」の看板に導かれて細い林道に入りますが、これがトンデモナイ代物で哀れ鴉天狗号は腹を強打してしまいました。杉林に入ると前方に金網ゲートが現れます『万事休す、本日はこれにて終了か?』往生際の悪い鴉天狗が諦めきれずにガチャガチャと弄ると・・・あら不思議、開いてしまいました。

木々の間から釈迦ヶ岳の鋭峰が望まれる○神社の広い駐車場には先行車2台。出発は大幅に遅れて9時50分です。慌しい出発の所為ではありません注意が足りませんでした。釈迦ヶ岳への道を間違えて少し遠回りな初心者コースを選んでしまいました。上の方は全て葉を落とした落葉樹なので木々の間から周囲の山並みが望めます。釈迦ヶ岳の尖がった姿は周囲を圧倒するようです(旧道から見た芦別岳のようでした)

○最後のコルからは太いロープが2箇所の急登です。枯葉に隠れた滑り易い岩場を慎重に登ります。やがて後方の神座山と大栃山を見下ろすようになると山頂は間近です。岩場の頂からは周囲の展望は欲しいままですが、生憎の天気で雲底が1800m付近ですから富士山など高い山は見えません。でも御坂山塊の盟主「黒岳」はどっしりとした山容を我々に見せてくれました。

釈迦ヶ岳をバックに神座山にて○釈迦ヶ岳を慎重に下り神座山への縦走を開始します。先ほど登ってきた分岐からほんの少しで神座山です。振り返れば釈迦ヶ岳の天を突くピークが印象的です。ここからトビス峠まで250m下り、大栃山へ200m登り返します。冬枯れの登山道はそこここに微かな春の息吹きを感じさせてくれます。幸い天気はもっていますが、冷たい強風が吹きつけてくるので冬服で正解でした。

○よれよれ一歩手前で檜峯神社に着くと流石にほっといたします。低山ですが久し振りの本格的な山登りでしたので体力面は心配でした。でも今回のコースはエスケープルートが沢山あるので、体力の応じてコース取りが出来ます。ちょっと東京からは遠いけれど静かな山旅ができるお勧めのルートです(道標完備で登山道も良い)



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