笹ヶ峰

縦走路から笹ヶ峰を振り返る


【行程】 5/5(金) 快晴 [新居浜4:53=(車)=登山口6:00/6:15−宿6:55−丸山荘7:24−笹ヶ峰8:06/8:20−丸山荘8:52−登山口9:33/9:37==>瓶ヶ森へ]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗


○新居浜のホテルで恐怖の一夜を明かした登山隊でしたが、寝不足の目を大きく開いて笹ヶ峰を目指します。林道は途中からダートになりますが早朝で対向車がいないので気分爽快です。10台ほど停められる駐車場には2台の車が先着で、2人連れが出発するところでした。我々も朝飯を食って出発だぁ。

意外に大きな丸山荘○よく整備された道を粛々と登ります。やがて別子銅山に関連する建物のあった「宿」を通過し橋を渡ると明るい道の登りとなります。階段を登って行くと前方に意外に大きな丸山荘が現れ驚かされました(きっと人気の山なんですね)

○ここから本格的な登りが始まり、やがて森林限界を越えると眼下に丸山荘の赤い屋根が望まれます。笹のなかジグを切ってグングン高度を稼ぐと稜線に出て山頂です。遮るものの無い山頂は360度の大展望でした。

山頂からは遠く石鎚山まで望まれる ○朝の透明な大気の向こうには四国を代表する山々が実に堂々とした姿を我々に見せてくれています。未知の山域で地図を広げて山座同定する楽しさはまた格別です。登ったことのある山は昨日の東赤石山、伊予富士と以前に来た石鎚山だけですからとても新鮮でした。

○下りは変化に富んだモミジ谷を経由して丸山荘に戻ります。稜線のちち山を正面に見てのミニ縦走気分は最高です(背景には黒々と東赤石山が連なります)モミジ谷には雪がたっぷりと詰まっていて通過を心配しましたが、道は上を巻いており問題ありませんでした。

○この道は人があまり通らないのでしょうか、変化に富み静かな山歩きが楽しめました。山荘からは来た道を戻りますが、何人もの人が登って来ます。登山口の駐車場も一杯でしたのでやはり人気が高い山のようです。



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