春香山

春香山の可愛い山頂標識


【行程】 7/5(土)晴れ[円山第一鳥居8:27=(バス)=桂岡会館下9:12−沢筋登山口9:12−銀嶺荘3.5K10:10−銀嶺荘11:16−春香山11:45/12:15−銭函峠12:49−住宅地登山口13:50−桂岡会館下14:02/14:47=(バス)=円山第一鳥居15:35]
【メンバー】 隊長


○芳しくない天気予報にも拘らず窓から手稲山が望まれます、これは西方に行かねばなりますまい。家の前のバス停から登山口近くまでの直通バスを利用します、降りたら住宅街を山に向かって歩き始めます。今日は沢沿いの林道から登りましょう、入口のゲートを越えると銭天に向かう林道を分け沢筋に下ります。住宅地からの道を併せると樹林帯の中の緩い登りが続きます、銀嶺荘まで3.5Kの表示から本格的な山道となりだらだらと登ります。

木々の間から手稲山と奥手稲山 ○ベンチのある裸地を過ぎ滑り易い道を登ると銭函峠です、左から良い道が上ってきています、ぬかるんだ道を辿れば立派な銀嶺荘に到着です。道標に従い林道から春香山に取り付きます、約30分の急登で東に開けた山頂です、踏跡を辿れば三角点が50m先の薮の中にありました。山頂からは銭函の海岸線と遠くに増毛の山々、銭天が正面に見えます、木々の間からは手稲山と奥手稲山が望まれます。

○帰りはバスに間に合うように急ぎ足です、揺れる度に背中の熊鈴が喧しいほど鳴ります。突然バサッと軍手が道端の笹の上に落ちました??ザックを置くとポケットが半開で中身が半分ないじゃありませんか『大変だー』どうやらファスナーの取っ手にカラビナで鈴を付けたのが間違いの元でした。チェックするとカメラ、携帯がありません・・・

○銀嶺荘までは大丈夫だったので戻るしかない、失意の隊長は地面を注視しながらトボトボと登り返します。道の真中にバンテリンを発見!次に飴の包み紙、飴と、まるでヘンゼルとグレーテルじゃありませんか。暫くすると武器が落ちていました・・このぶんだと期待が持てそうです。さらに登るとカメラがありました、貴重な写真も無事でしょう。あとの大物は携帯です、苦しい数分の後に道に横たわる携帯を発見し無事回収しました。

○帰りは住宅地の登山口に下りましょう、こちらの方が山道で雰囲気がありました。バスは1時間に1本しかありません、停留場で文庫本を読みながらノンビリと過ごします。今回はザックから物を落とすというトンだ間抜けでしたが何とか回収でき本当に良かった、山の印象よりもドジの記憶が残る山行となりました。



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