赤岩山
209pから赤岩山を振り返る
【行程】 3/2(日)曇り一時雪のち晴れ [札幌7:45=(車)=小樽8:33/9:00=(バス)=赤岩2丁目9:15/9:28−赤岩峠10:12−赤岩山10:58/11:40−小岩12:00/13:06−出羽三山神社13:40−209p14:45−中央自動車学校前15:30/15:38=(バス)=小樽15:51/16:08=(車)=札幌17:00] 【メンバー】 隊長、Fさん、Aさん、Kさん
○本日はFさんの雪山ハイク取材に同行です、目的地は道内クライマーを育んできた赤岩だって(恐ーい)いえいえ岩壁ではなくハイキングコースですから安心です。暖かい日ですが小樽の海風を考え冬山装備で臨みます、バス停から住宅地の中を北上し最終民家から赤岩峠を目差します。生憎曇っていますが昼から晴れるとの予報を信じて頑張りましょう。峠では海の方からゴォーという音が聞こえてきます『風の音か、波の音か?』俄かに怯えてしまう隊長でした。
○標高差190mを一気に登ります、トドマツと雑木林の境目あたりを忠実に辿るのが正解ですが、我々はそんなカッタルイことは致しません。鉄砲玉隊員を先頭に闇雲に上を目差します・・結果はちょっと南の電波塔に到着でした。雪原を横切り展望台へ回りますが突然の猛吹雪、海から吹き上げる風は雪を運び目も開けていられないほどです、登山隊の縦走意慾は大きく減退です(・・こんな筈じゃぁ)
○電波塔から西へ縦走を開始します、オタモイからの中高年パーティが登ってきました、エールを交わして「お互い物好きもいたもんだぁ」昼は小岩のところで取りましょう、塩ラーメンと餅入り善哉はもはやオフミの定番でしょうか。さて満腹登山隊は縦走を再開します、見上げればいつの間にか一杯に広がる青い空、盛り上がる期待を胸に出発だぁ。
○雪上には色々な獣の足跡が続きKさんから聞く兎の話に興味は尽きません、クマゲラの集中攻撃にあった木や鳥の巣もあり自然の色が濃い地域を実感できました。352ピークから大きく下ると出羽三山神社です、鳥居の前の雪原に大の字で青空を見上げるA隊員の頭の中は俗世間の柵から開放され空っぽのようです。
○縦走最後の209ピークは海風に晒され身体が痺れますが、赤岩山の海から立ち上がる嶮しい岩肌が残すところ無く展望できます。反対側には塩谷丸山が逆光の中でシルエットとなって我々を迎えてくれました。いつまでも呆けたように見とれていたいのですが、芯から身体が凍えて来ましたのでここら辺で下りましょう。
○今回のコースは簡単ですがバスをうまく使ったので、海沿いで変化に富んだ縦走路を楽しく歩くことができました、Fさん苦心のコース取りに感謝です。赤岩山の吹雪で隊長の山行は晴れとのジンクスが崩れるかと思いましたが、後半は天候に恵まれピーカンのなか展望を欲しいままでした。最後にコースタイムは写真を撮ったり休み休みなのであまり参考になりませんよ。