茶臼山

ちゃうすやま

海に浮ぶ茶臼山


【行程】 2/24(日)快晴 [広島6:58=(広電)=広島港7:20/7:33=(高速船)=中町8:00/8:34=(町営バス)=大柿高校前8:46−E9:50/11:35−茶臼山北峰11:39−中峰11:40−南峰11:42−E11:46−深江12:33/12:47=(呉市バス)=小用13:18/13:28=(高速船)=広島港13:50=>宇品山]
【メンバー】 隊長


茶臼山(8M)広島県第一位
○広島港から船で西能美島を目指します、似島の端正な姿が正面に見え登頂意欲を擽りますが『また今度ね』本日は海の中の山に挑戦ですので時間はたっぷり取ってあります、バス待ち30分など軽いかるい。目的地まではバスの終点から3K以上もありますが、ノンビリと歩くことにいたします。
 
○次第に道が狭くなり行き止まりの標識が出たりしますと、前方の海上に聳え立つ茶臼山が見えてきます。近づけば堤防から50Mぐらい海が続きとてもそばには行けません「嗚呼!なんたるこっちゃ!」天を仰ぐ隊長。

弓なりの砂浜が海の中から現れる(南峰から)○事前に役場に問い合わせたら「海があるから無茶しないで」とか何とか言ってましたが、これほどとは・・地形図では砂浜で繋がっているようでしたが。こうなったらトコトン待ちましょう、この山にはそれだけの価値はあります(昼頃に干潮との情報もあるし)かねて用意の文庫本を開き待つこと2時間弱・・

○するとどうでしょうか、弓なりの砂浜が現れてまいりました、どこまで汐が引くかはわかりませんので急いで靴を脱ぎ突撃です。冷たい海に脛までつかり無事に対岸に到着、砂を払うのももどかしく靴を履き岩に取りつきます。高さおよそ数メートル、崩れ易い岩ですが松の木が生えたりして結構丈夫です、一気に身体を持ち上げて行きます。

砂の橋立と茶臼山 ○山は3つのピークからなっていますので、これを全て征服してしまいましょう。まずは最高点の北峰です、鞍部からは痩せ尾根を5Mほど進むと松が生えたピークです、すぐに中峰にも登ります。南峰は独立峰ですから一度砂浜に戻り岩場の尾根を辿ります、なんとこちらには踏み跡がありました「残念、前人未到ではなかったか」

○少し広くなった砂浜を岸まで戻ると流石にホッといたします。あとはお散歩モードで深江まで歩き江田島行きのバスに身を任せます、満足感に浸り春の陽気に誘われてウトウトするのは何時ものことでした。




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