平ヶ岳

池の岳から平ヶ岳


平ヶ岳=魚沼駒ヶ岳=谷川岳

【行程】 10/9(木)曇り[東京20:40=小出=]
10/10(金)
快晴[=平が岳登山口3:10(仮眠)/5:45−台倉山8:50−池ノ岳11:07−平が岳11:32(昼食)/12:10−たまご岩12:45−池ノ岳13:10−台倉山15:15−平が岳登山口17:30=大湯温泉19:15(銀泉荘泊)]
【メンバー】 隊長、シェルパ1号、シェルパ2号、林道の鴉天狗


○今回の
ミ〜ハ〜登山隊は平が岳・魚沼駒ヶ岳・谷川岳と連続3峰に挑戦します。前回も皇海山・武尊山・赤城山の3峰でしたが、からへとグレードアップしています。(馬鹿なこと言ってます)

○ついに隊長は記念すべき50座目の百名山登山にチャレンジしました。隊長の選んだ山は平が岳、なんて渋い趣味なんでしょう。山の深さアプローチの長さから秘境の名を欲しいままに静かな佇まいを見せる孤高の山。百名山の折り返しにふさわしい山ではないでしょうか。メンバーはあの懐かしい「北岳トリオ」と「林道の鴉天狗」を組み合わせた最強のカルテットです。

燃えるような紅葉の下大倉山
○夜の関越を疾走するおなじみの4WD、運転はシェルパ2号(山道に入ると隊長に交代)まだ夜の明けきらない中を登山隊は出発しました。皆の顔は緊張のため引き締まり朝日をあびて神々しくさえ見えるのでした。ヤセ尾根の急登を行くときにふと目を上げれば真っ赤に萌える紅葉が果てしなく続き、その先にある黒々とした燧の勇姿に視線は釘付けとなります。「ここからの燧はいいなぁ」思い出すだけでもうっとり。

不思議な玉子石
○平ガ岳の頂に立ち穏やかな秋の光のなかでそれぞれの思いにひたるメンバーたち。そのどっしりとした山頂は自らその存在を主張するような軽薄さは無く、あくまでも物静かにあるがままの自然体でわれわれの心に直接働きかけるごとく超然とそこに在った。(深田久弥が乗り移ったのでしょうか?)

○復路のうんざりするほど長い行程を終えると、もう秋の陽はつるべ落しにとっぷりと暮れ、真っ暗な林道を今日一日の幸せを噛み締めながら黙々と歩くのでした(行動時間11時間45分もうくたびれた!!)

○しかし平が岳はなんとぬかるみの多い山でしょうか、快晴にもかかわらず靴はぐちゃぐちゃで明日の魚沼駒ヶ岳が思いやられます。

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