御神楽岳
山麓から御神楽岳を望む
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【行程】 8/15(土)快晴 [御神楽温泉宿発5:21=(車)=室谷登山口5:48/6:00*標高600m6:50*最後の水場7:35*大森展望所8:07*シャクナゲ通り8:32*御神楽岳8:53/9:25*大森展望所9:58*最後の水場10:17*登山口11:16/11:36=>角田山へ]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗
○この山は会津側からがメインルートらしいのですが、ネットで調べると新潟側からの登山道もしっかりしているらしい。前日のミーティングで鴉天狗の勘違いが発覚しました。彼は300吊山種本のとおり、会津側から登るものだと思っていたようです(危なかった)
○前夜は御神楽温泉の「ブナの宿 小会瀬《に泊ります。お盆料金の12,700円は目が飛び出るような値段ですが、偶には贅沢をしても罰は当たりますまい。小さな宿ですがしっとりと落ちついた雰囲気でサービス満点の日本旅館です。
○朝食は弁当を食べてから出撃いたします(あれあれ箸が入っていないぞ)旧道をナビが示しているので「この先通行止め《を無視して強引に突入いたします。何とか通過できましたが、心配で疲れて果ててしまいました。正解は新道を先まで行って戻るように林道に入ります。林道の7割は舗装されていて、残りの部分も工事中でした。
○登山口に着くとタクシーで来た単独行と一緒になります。この方は昨日に会津朝日岳を登ってきたようです・・・でも準備に時間を掛けていましたのでお先に出発です。アブは途中で多くなりますが、それほど気になりません。水分の多い山で途中に水場が多くあり、山頂付近もぬかるみで足が嵌って難渋いたします(スパッツの装着が吉でしょう)
○参考にしたHPでは3時間で登頂とか・・・何てペースの速いじいさんだ!季節も時間も違うのに、ライバル心に火が付いた隊長の脚は止まりません。最後の水場で咽を潤した登山隊は、大森展望所への登りに入ります。大森展望所からは尾根筋の路となり、高度を上げて行くと瘠せ尾根のシャクナゲ通りです。
○この先から眼前に三角峰が聳え立ち山頂が近づきます。雨乞峰で蝉平からの路を併せ、最後の登りに入りますが、藪が少々うるさく足下はぬかるみで、短いけれど厳しい道となります。ここを抜けると待望の山頂です。
○ピーカンの頂からは遮るもののない360度の大展望です。思えばこの遠征中で始めての展望です。二王子岳から飯豊連峰、磐梯山、男体山、燧岳、日光白根山、越後三山、粟ヶ岳など一週間の苦労が報われました。30分ぐらい景色を堪能してから下山いたします。
○このあと大森展望所の手前で単独行と擦れ違いますが本当に亀足でした。結局この山に登ったのは我々を含めて6人だけでした(晴天の土曜日なのに寂しい限り)御神楽岳は変化に富んだ素晴しい山でした。天気が良かったこともありますが、隊長の印象は良く高評価です。登山口に着いたらまだ昼前です、それでは角田山に向いましょう。
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