青海黒姫山
稜線から青海黒姫山を望む
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【行程】 8/9(日)小雨 [たまプラーザ0:00=(車)=清水倉登山口6:15/6:33*c510m7:39*水場8:35*梨ノ木平分岐9:44*青海黒姫山10:07/10:19*梨ノ木平分岐10:34*水場11:07*登山口12:25/12:28=>米山へ]
【メンバー】 隊長、林道の鴉天狗
○この夏も相棒の300吊山にお付き合いで出撃です。今回は新潟県の山々を巡る旅です。真夜中に出発して、富山県境に近い青海黒姫山麓のデンカ事務所に着いたのは午前6時です。ところがここで驚愕の事実が発覚します。予定していたデンカコースは昨年の4月から新規探鉱のため閉鎖ですって!!仕方が無いので3Km先の清水倉登山口へ向います。こちらには駐車スペースが少なく道路脇に停めます。
○『おかしいなぁ、天気予報では晴れなのに?』小雨がパラつくなかをカッパの上を着て出発いたします。深い森のなかの登山道は思ったより良い道で、奥の方まで続いています。草は刈ってあり快適に登れます。次第に急になる傾斜に足元の滑り易い道を喘ぎながら登りますが・・・どうしたのでしょう、鴉天狗のペースがあがりません(サボってんのかぁ)
○標高600mで草刈は終了し、草藪を通過するとズボンを濡らし脚に纏わり付き気持ち悪い。山腹をトラバース気味に上がり方向転換すると、急傾斜をトラロープに頼りながら登ります。木々が繁りその間を縫うように身体を入れ替えながら進みます。
○水場で休憩します。雨ということもあって結構な水量で清水が流れていました。これなら水は少しでもOKです。ここから稜線までが長くて大変でした。ワイルドな沢型の道は滑り易く気が抜けません。何とか根性を入れて辿り着いたのが梨ノ木平への分岐です。ここには「立入禁止《と書いていないので、知らないで周遊コースを取った人はどうなるのでしょうか?
○分岐からの道は良くなり、急坂を上ったところが展望の良い稜線です。道は東へ曲り正面には黒姫山の頂が間近に望まれます。石灰岩の瘠せ尾根を辿れば奥の院のある山頂です。ガスで遠望は利きませんが、周囲の白茶けた山並みや採掘現場が眺められ、石灰岩で出来た青海黒姫山を実感できました。
○下りは大変滑りやすく、ストックを使って慎重に脚を運びます。相棒は何度か悲鳴を上げて尻餅を付いていたようですが・・・。ようやく着いた登山口では雨が激しくなり、アブもいたので着替えずに即離脱でした(泥だらけのズボンで座席を汚したのは誰?)青海黒姫山の清水倉コースは聞きしに勝る厳しさでしたが、お蔭でとても印象に残る山となりました。出足から雨とは幸先の悪いスタートでしたが、ワイルドなコースで充実した山旅をすることが出来たので良しといたしましょう。
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